りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鈴本演芸場2月下席昼の部

2/29(土)、鈴本演芸場2月下席昼の部に行ってきた。 ・市松「道灌」・つる子「反対俥」・アサダ二世 マジック・歌武蔵 いつもの・扇蔵「真田小僧」・ホームラン 漫才・甚語楼「権助芝居」・琴調「匙加減」・のだゆき 音楽・さん喬「時そば」~仲入り~・ス…

日本橋とん馬落語会

2/28(金)、お江戸日本橋亭で行われた「日本橋とん馬落語会」に行ってきた。 ・とん馬 ご挨拶・あら馬「動物園」・晴太「八問答」・と太郎「悪魔のパピプペポ」・サンバ「死神JK」・小すみ 粋曲~仲入り~・貞友「徂徠豆腐」・とん馬「御神酒徳利」 ・とん…

アンダー、サンダー、テンダー

アンダー、サンダー、テンダー (新しい韓国の文学) 作者:チョン セラン 発売日: 2015/07/09 メディア: 単行本 ★★★★★ 映画美術に携わる「私」は、友人や家族の動画を撮りためている。未熟で無防備だった十代。恋し、挫折し、傷つきながら、進む方向を模索して…

通ごのみ~特選落語集~

2/27(木)、日本橋劇場で行われた「通ごのみ~特選落語集~」に行ってきた。 ・小辰「替り目」・小里ん「五人廻し」・雲助「双蝶々より 権九郎殺し」~仲入り~・市馬「七段目」・小満ん「水中の玉」 小辰さん「替り目」「本日は命がけで集まっていただいて…

覗くモーテル 観察日誌

覗くモーテル 観察日誌 (文春文庫) 作者:タリーズ,ゲイ 発売日: 2020/01/04 メディア: 文庫 ★★ ある日、コロラド州のモーテル経営者ジェラルド・フースから手紙が届いた。なんと屋根裏の覗き穴から秘かに利用者たちの姿を観察し、日記にまとめているという。…

鈴本演芸場2月下席昼の部

2/24(月)、鈴本演芸場2月下席昼の部に行ってきた。 ・り助「二人旅」 ・花ごめ「狸札」・アサダ二世 マジック ・歌武蔵 いつもの ・司「浮世床(夢)」 ・ロケット団 漫才 ・甚語楼「新聞記事」 ・琴調「朝妻船」・正楽 紙切り ・さん喬「時そば」~仲入り…

きのこのなぐさめ

きのこのなぐさめ 作者:ロン・リット・ウーン 発売日: 2019/08/20 メディア: ハードカバー ★★★★★ 悲しみの淵にいた私を、そこから連れ出してくれたのは、きのこだった―。マレーシア人の著者は、文化人類学を学ぶ交換留学生としてやって来たノルウェーでエイ…

寅さんに学ぶ日本人の「生き方」

寅さんに学ぶ日本人の「生き方」 作者:志村 史夫 発売日: 2008/08/23 メディア: 単行本 ★ 本来“衣食足りた”日本人は“礼節を知る”はずだった。現代の日本人は礼節を失ったばかりでなく、「恥を恥とも思わない」輩がいたるところに闊歩している。いまこそ「寅…

鈴本演芸場2月下席昼の部

2/22(土)、鈴本演芸場2月下席昼の部に行ってきた。 ・辰ぢろ「狸札」・なな子「味噌豆」・アサダ二世 マジック・小ゑん「ぐつぐつ」・司「湯屋番」・ロケット団 漫才・甚語楼「浮世根問」・志ん輔「酔っ払い」・正楽 紙切り・さん喬「抜け雀」~仲入り~…

寅さん大全

寅さん大全 作者: 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1993/12 メディア: 単行本 ★★★★★ 寅さんの「思いおこせば懐かしき、恥ずかしきことの数々」一挙紹介。詳細なデータをもとに、寅さんの人生、恋、人間学、寅さんの家族など、寅さんと彼を囲む人々の魅力…

鈴本演芸場2月下席昼の部

2/21(金)、鈴本演芸場2月下席昼の部に行ってきた。 ・市松「牛ほめ」・つる子「やかん」・アサダ二世 マジック・歌武蔵 いつもの・司「狸札」・ロケット団 漫才・甚語楼「花色木綿」・琴調「木村長門守 堪忍袋」・楽一 紙切り・さん喬「ちりとてちん」~…

いつかの岸辺に跳ねていく

いつかの岸辺に跳ねていく 作者:加納 朋子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2019/06/26 メディア: 単行本 ★★★★★ あの頃のわたしに伝えたい。明日を、未来をあきらめないでくれて、ありがとう。生きることに不器用な徹子と、彼女の幼なじみ・護。二人の物語…

鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 作者:鴻上 尚史 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2019/09/20 メディア: 単行本 鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋 作者:鴻上 尚史 出版社/メーカー: 朝…

さん助の楽屋半帖

2/17(月)、駒込落語会で行われた「さん助の楽屋半帖」に行ってきた。 始まる前にさん助師匠自作のプリントとかわいい駄菓子の番付表が配られて、???と思ったら、前回かけた「猫の皿」に駄菓子の名前が出て来たんだけど、落語の中に出てくる駄菓子の名前…

愛と人生

愛と人生 (講談社文庫) 作者:滝口 悠生 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/12/14 メディア: 文庫 ★★★★ 「男はつらいよ」シリーズの子役、秀吉だった「私」は、寅次郎と一緒に行方不明になった母を探す旅に出る。映画の登場人物と、それを演じる俳優の人…

真景累ヶ淵 半通し公演

2/16(日)、お江戸日本橋亭で行われた「真景累ヶ淵 半通し公演」に行ってきた。 陰惨な噺はあんまり好きじゃないと言いながら、時々行きたくなる。特に「通し」とか言われると弱いわっ。 ・こう治 圓朝について&小話・貞山「宗悦殺し」 ・ぜん馬「豊志賀の…

この人を聞きたい第114回 漫才VSコント

2/14(金)、無何有で行われた「この人を聞きたい第114回 漫才VSコント」に行ってきた。 ・宮田陽・昇 漫才 ・コント青年団 コント~仲入り~ ・コント青年団 コント ・宮田陽・昇 漫才「芝浜」 予約と当日のお客さんで会場はぎゅうぎゅう。すごい熱気。 楽…

こびとが打ち上げた小さなボール

こびとが打ち上げた小さなボール 作者:チョ・セヒ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/12/23 メディア: 単行本 ★★★★★ 取り壊された家の前に立っている父さん。小さな父さん。父さんの体から血がぽたぽたとしたたり落ちる。真っ黒な鉄のボールが、見…

ショパンゾンビ・コンテスタント

ショパンゾンビ・コンテスタント 作者:町屋 良平 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/10/30 メディア: 単行本 ★★★★ おれは音楽の、お前は文学のひかりを浴びて、ゾンビになろう――。音大を中退した小説家志望の「ぼく」、同級生は魔法のような音を奏でるピ…

村に火をつけ,白痴になれ 伊藤野枝伝

村に火をつけ,白痴になれ――伊藤野枝伝 作者:栗原 康 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2016/03/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) ★★★★ ほとばしる情熱、躍動する文体で迫る、人間・野枝。筆一本を武器に、結婚制度や社会道徳と対決した伊藤野枝。彼女…

ぎやまん寄席 柳家さん助の会

2/12(水)、湯島天神で行われた「ぎやまん寄席 柳家さん助の会」に行ってきた。 ・まめ菊「一目上がり」・さん助「富久」 ~仲入り~ ・さん助「莨の火」 さん助師匠「富久」 先日仕事で大阪に行ってきました、とさん助師匠。 せっかくだからと前乗りしてち…

メインテーマは殺人

メインテーマは殺人 (創元推理文庫) 作者:アンソニー・ホロヴィッツ 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2019/09/28 メディア: ペーパーバック ★★★★★ 自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知ってい…

大学教授のように小説を読む方法

大学教授のように小説を読む方法[増補新版] 作者:トーマス・C・フォスター 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2019/10/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) ★★★★★ 小説好き必読の一冊がパワーアップして再登場!筋を楽しむだけでなく、深く読み解くために キ…

末廣亭2月上席昼の部~夜の部(途中まで)

2/8(土)、末廣亭2月上席昼の部~夜の部(途中まで)行ってきた。 ・左ん坊「からぬけ」・たん丈「新寿限無」・カンジヤママイム パントマイム・三朝「やかんなめ」・天どん「長ネギ」・紋之助 曲独楽・圓十郎「まんじゅうこわい」・一九「親子酒」・小菊 …

鈴本演芸場2月上席夜の部

2/6(木)、鈴本演芸場2月上席夜の部に行ってきた。 ・文蔵「道灌」・文菊「夢の酒」~仲入り~・楽一 紙切り ・甚語楼「真田小蔵」 ・のだゆき 音楽 ・百栄「落語家の夢」 文菊師匠「夢の酒」 お花さんが実に女らしく、また御新造さんが実に色っぽい。なん…

出来事

出来事 作者:吉村 萬壱 出版社/メーカー: 鳥影社 発売日: 2019/12/21 メディア: 単行本 ★★★★★ 仮想と現実を巡る圧倒的言葉の世界。きれいごとを吹き飛ばす圧倒的描写力によって日常世界がめくれあがる。見慣れたはずの外界が何かおかしい。人間の嘘がべろり…

白酒・甚語楼の会

2/4(火)、お江戸日本橋亭で行われた「白酒・甚語楼の会」に行ってきた。 ・門朗「元犬」・甚語楼「のめる」・白酒「突き落とし」~仲入り~ ・白酒「親子酒」・甚語楼「阿武松」 甚語楼師匠「のめる」 記憶はないんだけど酔っ払ってどこかにぶつかったかし…

生命式

生命式 作者:村田沙耶香 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/10/16 メディア: 単行本 ★★★★ 死んだ人間を食べる新たな葬式を描く表題作のほか、著者自身がセレクトした脳そのものを揺さぶる12篇。文学史上、最も危険な短編集 人間が死んだ人間を調理…

小満ん夜会

2/3(月)、社会教育会館で行われた「小満ん夜会」に行ってきた。 ・ぐんま「初天神」・小満ん「厄払い」 ・茶楽「富久」 ~仲入り~ ・小満ん「うどんや」 ぐんまさん「初天神」 わーい、ぐんまさん。 出てくるなり笑いが起こり「わかりますよ、みなさんの…

高架線

高架線 作者:滝口 悠生 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/09/28 メディア: 単行本 ★★★★★ 風呂トイレつき、駅から5分で家賃3万円。古アパート・かたばみ荘では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日…