コロナの時代の僕ら
★★★★★
「今まさに読まれるべき本」「コロナ後を考えるうえでも有意義」「感染症の科学についてわかりやすく解説されている」など、感想を続々頂戴しています。私たちは今を、そしてこれからをどう生きるべきか。考える助けとなる一冊です。
話題の本をようやく読んだ。
日本のクルーズ船での感染、イタリアの感染者数が目を見張るほどの勢いで増え続けていた時を思い出す。
ものすごい昔のことのように感じるがほんの半年前のことなんだな…。
あの時期にすでにこういう文章を書いていたことに驚くし、これを書いたのが「素数たちの孤独」の作者であることにも驚く。
そしてパンデミックが国民を分断しヘイトを増長し政治腐敗を白日のもとにさらすのは全世界共通なのだな、ということも知る。
とても面白かったし心が鎮まる文章だった。