りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

第三回 una cafe(さん助師匠のオンライン落語会)

5/30(土)、第三回 una cafe(さん助師匠のオンライン落語会)に参加した。

 

さん助師匠「青菜」
今回は前半にトークはなく、高座が映るとそこには着物姿のさん助師匠。
まくらからすぐに「青菜」だと分かる。

さん助師匠の「青菜」は何回か見ていてその時はお屋敷の旦那もちょっと変人っぽい印象があったんだけど、今回は品のいいちゃんとした旦那だった。やっぱりお客さんがいないとテンションが上がらないのかな…。ってがっかりするのもどうかと思うが。

お酒を勧められて恐縮しながら縁側に座って「やなぎかげ」をいただいて「鯉のあらい」をごちそうになって…。
このやりとりがあっさりしすぎていてちょっと寂しい。
小三治師匠ぐらいたっぷりやってほしい(笑)。

お屋敷をあとにして家に向かいながらやたらと感心しているくまさんがお屋敷での出来事を振り返るところで、「これや」と旦那が声をかけるとふすまがすっと開いて奥様が三つ指ついて「旦那様?」と言うところは、すでにちょっと乞食っぽくておかしい。

家に帰ってからおかみさんに「今日はお屋敷で感心しちゃった」と話すところもあっさり。
ここもくまさんの自慢をことごとくへし折るおかみさんを見たかったな。

建具屋のはん公を家に呼び入れてからの展開もはん公があっさりしていてちょっと肩透かし感。
もっと二人の激しいやりとりが見たい。
なんかとてもあっさりした「青菜」で、それはそれで風流?かもしれないけど、やっぱり私はもっとさん助師匠らしい異常な「青菜」が見たかったかな。

 

さん助師匠 トーク
この日はトークに入った途端、カメラトラブル?
unaさんは相当焦ったと思うんだけど、それ以上にさん助師匠が慌てて、そのわりに今おそらく手いっぱいのunaさんに向かって「コーヒー飲まないんですか?」とか言って「今カメラを手に持ってるので!(怒)」と言われてるのがおかしい。ぶわはははは。
ねぎらいの気持ちで言った?のかもしれないけど、今それどころじゃないのが見ていてわからない?!という状況が目に浮かぶ。

そのコーヒーもケーキも自分が買ってきたのだ、というさん助師匠。
「普通は主催者の方が用意してくれると思うんですけど、こちらの会では演者自らが買ってこないと出てこない…」「コーヒーもケーキも成城石井で買ってきました」。

それからずっと見ていたという「あしたのジョー」。
自分は誤解していて「あしたのジョー」の最終回はジョーがリングの上でたてなくなってしまうところで終わるのかと思っていたらそうではなく、ジョーがドヤ街を出るところで終わりなのだとか。
で、続編の「あしたのジョー2」というのがあるらしいのだが、これは「あしたのジョー」と随分テイストが違うらしい。
「2の方はテンションが高くて…ジョーのトレーナー役の…あの片目の人も…なんていうか普通でも×××!!!みたいなテンションで…」。

…例によって説明が下手でよくわからなかったのだが、想像するに「あしたのジョー」の方はわりと暗めでそこが好きだったから「あしたのジョー2」のハイテンションは受け入れがたいものがある?ということを言いたかったのか。

「もう何を楽しみに生活したらいいのか…」ってあなた…。何か…見つけてください(笑)。

 

6月から寄席が始まることなどにも触れて、徐々に普通に戻ればいいな…とつぶやく師匠に激しく同意しつつ。

次回は6/13(土)16:00開演 とのこと。