りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

鈴本演芸場6月上席昼の部

6/5(水)、鈴本演芸場6月上席昼の部に行ってきた。

・市若「堀之内」
・ほたる「子ほめ」
翁家社中 太神楽
・一之輔「出来心(まぬけ泥)」
・ニックス 漫才
・さん助「熊の皮」
・一朝「巌流島」
・ペペ桜井 ギター漫談
・菊丸「ちりとてちん
~仲入り~
・美智・美登 マジック
・小ゑん「過多ラーメン」
・燕路「お菊の皿
・小猫 動物ものまね
・甚語楼「お見立て」

一之輔師匠「出来心(まぬけ泥)」
「寄席っていうのは緩いからいい。お客さんもぼーっとしてる。気合を入れて落語を聴いてやろうぜという姿勢が見えない。だからやる方も25%ぐらいの力でやる。それがいい」。
25%の力でやった「まぬけ泥」(笑)。それでも面白いんだからずるいなぁ~。いやでも確かに全然力入ってないし「笑わせてやろう」という気負いもないしゆるく楽しんでる感じ。余裕だなぁ。

さん助師匠「熊の皮」
なかなか家にあげてもらえない甚兵衛さん。
洗濯は毎日してるから好きだけど腰巻は洗えないよと小さな抵抗。でも干し終わると嬉しそうに「やってきた」と報告する従順さがかわいらしい。
甚兵衛さんを迎える「先生」もかなり変人っぽいのがさん助師匠独特。
久しぶりに先生が嬉しくて滑るような変な動きをするところが見られてうれしい。
「甚兵衛さん…あたしゃお前さんのことが少し嫌いになったよ」のセリフもしっかり。
楽しかった。

一朝師匠「巌流島」
最初から最後まで完璧。楽しさしかない。これ以上の「巌流島」はない気がする。たまらない。

菊丸師匠「ちりとてちん
昼の部のお客様にぴったりなんだなぁ、菊丸師匠の落語が。
わかりやすい面白さ、なのかなぁ。
え?ここで笑わないの?というお客さんたちが菊丸師匠の落語にはピタっとピントが合う感じ。
なんかすごいな、と思う。

小ゑん師匠「過多ラーメン」
初めて聴く噺。
いやこれはもう最初から最後まで全部面白くて、サゲがもうたまらない!絶妙の間でめっちゃかっこいい!!
小ゑん師匠の落語ってJAZZなのかもしれない。痺れた~。

小猫先生 動物ものまね
物まねの精度ももちろんのこと、トークがほんとにうまい。もう楽しみでならない。
アルパカが大うけで「今日のお客様には、人間に喩えるのが合ってるようですね」と、猿の鳴き声。笑った笑った。

甚語楼師匠「お見立て」
テッパンの面白さ。杢兵衛と喜瀬川の間を行ったり来たりする喜助のとほほぶりがほんとに楽しい。
表情、テンポ、押しと引きのバランス、すべてが完ぺき。
…なんだけど、甚語楼師匠のトリの時に「お見立て」に当たる確率が高いので、別の噺も聞きたかったな、とも思う。ファンとはどこまでも勝手なものなのです。