りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

鈴本演芸場 4月中席昼の部

4/11(土)、鈴本演芸場 4月中席昼の部に行ってきた。

・小はぜ「道灌」
・こみち「湯屋番」
・ダーク広和 マジック
・金時「初天神
・さん喬「天狗裁き
・ペペ桜井 ギター漫談
正蔵「読書の時間」
・歌武蔵 漫談
・ホームラン 漫才
・正朝「悋気の独楽
〜仲入り〜
・小猫 ものまね
・三之助「堀之内」
・白酒「ざるや」
・あずみ 三味線漫談
・はん治「背なで老いてる唐獅子牡丹」

小はぜさん「道灌」
わーい、小はぜさん。特別なくすぐりを入れたりせず淡々とやっているのに面白い。「道灌」をこれだけ面白くやれる前座さんがいるだろうか。

こみちさん「湯屋番」
こみちさんは楽しいなぁ。上手だけど嫌らしくない。能天気さがあって好きだ。

金時師匠「初天神
子どもの上目使い、「買って買って」から泣きに変わっていくところが抜群にうまい。こういうガキいるわーー、憎らしいけど憎めないかわいらしさ。

さん喬師匠「天狗裁き
何度も見ているけどいつも笑ってしまう、さん喬師匠の「天狗裁き」。
寄席でこういう噺をさらっとやってしまうのがさん喬師匠のすごいところ。おかみさんはおかみさんにしか見えないし、お奉行様はお奉行様にしか見えない。
寄席で見るさん喬師匠が本当に好きだ。

歌武蔵師匠 漫談
笑え笑え無理にでも笑えとご祝儀持ってこいの漫談。ないわー…。
でも好きな人は好きなのだろう。そして多分女より男にウケる芸なんだろう。

白酒師匠「ざるや」
わーい、白酒師匠。最近は女性のお客さんが増えて嬉しい、というけど、そんなにうれしそうじゃない白酒師匠。ほんとは寄席は男のもんだ、女が来るんじゃねぇと思ってるんじゃないですかね?
白酒師匠の「ざるや」は何度も聞いてるけど、何度聞いても楽しい。

あずみさん 三味線漫談
わー、なんだこれ(笑)。すごくきれいでかわいい人で色っぽいんだけど、小菊姐さんとかと比べると、なんとなくそれっぽく真似をしているような…。
中島みゆき矢野顕子の物まねもビミョー(笑)。でもかわいいからいいか。

はん治師匠「背なで老いてる唐獅子牡丹」
いつもと違う噺が聴きたい一心で行ったんだけど、いつもの噺だった…。ちょっとがっかりしたけど、それでもやっぱり笑ってしまう。
ほんとに寄席が似合う師匠。大好きだ。