女子の古本屋
- 作者: 岡崎武志
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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ネット、カフェ、ギャラリー、雑貨、イベントなど、好きを仕事にした個性派13人の女性店主たち。開業へのヒントがいっぱい。
本が好きだから本に囲まれた仕事がしたいなぁなんて思ったりするけど、本を読むのが好きなのと古本が好きなのとは全然違う。ましてやそれを「生業」にしていくとなったらそれは全く別の話になるのだろう、ということは容易に想像がつく。
それをあえて「女子」という切り口で書かれているので、どんなことになっているのだろう?と期待して読んだのだが、古本屋の経営というよりは古本屋になるという夢を叶えた女性たち、という視点で描かれていて、ちょっと想像していたのとは違っていたかな。
出てくる店主がみな似たようなタイプの女の人なので苦笑い。紅茶が好きでオザケンが好きで雑貨が好きでイラストが上手な草食系女子、みたいな。もちろん年代も違うからそういう人ばかりじゃないんだけど同じカテゴリって感じがする。
いや、好きなのだ基本的にはこういう女の人。自分も同じカテゴライズに入る…やもしらん。違うかもしれないけど。
そしてこういうお店が近所にあったらきっとちょくちょう通うし、応援したい気持ちもあるけど。
ただ好きなだけに、あーあ…っていう…なんだろ、これ。ジェラシー?