死者の書
- 作者: ジョナサン・キャロル,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1988/07
- メディア: 文庫
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主人公のトーマス・アビイは、少年時代に読んで以来マーシャル・フランスという天才作家のとりこになっている。アビイは謎の多いフランスの伝記を書こうと、やはり同じようにその作家に魅せられた女性とともに、作家が暮らした町を訪れる。
静かな片田舎の町ゲイレン。フランスの娘のアンナのなぞめいた行動。そして彼ら二人をじっと見つめる町の人々。
この町は、なにかが変だった‥。
これも、ずいぶん昔に書かれた本なんだろうなぁという印象をもったが、1980年ということはそんなに昔というわけでもないか。なんとなく昔のミステリーのような雰囲気がある作品なのだ。
これはおもしろかったなあ。ネタバレになるから、語りたいけど語れないのだよ。