りつこの読書と落語メモ

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カッティング・エッジ

 

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 ★★★

リンカーン・ライム・シリーズ最新作!
ダイヤへの妄執を紡ぐ殺人者――ニューヨークを揺るがす大犯罪を暴け。
シリーズ原点回帰の傑作。

ダイヤモンド店で三人の男女が無惨に殺害された。
被害者は婚約指輪を受けとりにきたカップルとダイヤ加工職人。現場からはダイヤモンドも持ち去られていた。

科学捜査の天才リンカーン・ライムが捜査を担当することになるも、犯行直前に店を訪れた人物が殺害され、さらにはやはり結婚間近の男女がダイヤモンドへの妄執を口にする男に襲撃され、辛くも難を逃れる事件が起きる。連続する事件に振り回されるライムらのもとに、「プロミサー」と名乗る人物から、婚約したカップルへの異様な殺意を表明するメールが届いた。
犯人は関係者を次々に殺害しながら、逃走する目撃者のあとを追う。犯人より先に目撃者を確保すべく、ライムと仲間たちは必死の推理と捜査を展開するが――

ダイヤモンドをめぐる連続殺人は、やがて、ニューヨークを揺るがす大犯罪へとつながってゆく。後半にさしかかるや、意外な事実が次々に明かされ、事件の様相はめまぐるしく更新される。

名探偵VS完全犯罪計画の醍醐味を徹底追求した原点回帰の第14作。

今回はちょっといまいちだったなぁ。だって最初から絶対そうだと思ってたもん!私に分かられるようじゃ…ちょっとヤキが回ったんじゃないのかい?
と思ったけど、巷の評価は結構高いのね。ほー…。

それまでの経緯やわかってきたことをホワイトボードに書くの、やめちゃったんだね。今回はそういう積み上げて分かっていく展開ではなかったからかな。

悲劇的な目に遭った登場人物がまた登場するのがシリーズものの楽しさ。
捜査の時は非情だけど、実は優しいリンカーンライム。なのできっと次回作も読む。