りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

池袋演芸場2月中席昼の部

2/20(金)、池袋演芸場2月中席昼の部に行ってきた。
落語休暇をとったので、昼間も行かなきゃもったいない!
芸協祭りでもらった池袋演芸場の招待券、見てみたいと思っていた笑遊師匠トリの芝居の最終日に駆け込み。

・里光「荒茶」
・金太郎「替り目」
・真理 漫談
・松鯉「玉子の強請」
・圓遊「二十四孝」
〜仲入り〜
・カントリーズ 漫才
・右左喜「銀婚式」
小遊三金明竹
・うめ吉 俗曲
・笑遊「湯屋番」

松鯉先生「玉子の強請」
昔の講談は続きものでいつもいいところで切って「これから面白くなるのだが、今日はここまで」とやっていた。でも私はそういうこずるいことはいたしません。
そんなまくらから「玉子の強請」。講談はあまり聞いてないのでたいていいつも初めての噺で、どうなるどうなる?とわくわく聞き入ってしまう。
クライマックスで「これから面白くなるのだが…」と始まったので思わず「え、ええええ?やだー!」と期待通りのリアクションをしてしまう。
「あと1分半あるのでやりましょう」とにっこり。

いやぁ、講談も面白いなぁ。松鯉先生、いいなぁ…。

圓遊師匠「二十四孝」
途中「ここはあんまりうけないから次回は省こう」「これはちょっとうけたな」とぼやきが入ったりしながらの「二十四孝」。楽しい。

カントリーズ 漫才
好き嫌いが分かれそうだけど私は好きだな、この二人。
特に江澤さんのツッコミがツボ。面白い。

小遊三師匠「金明竹
まくらなしで与太郎が掃除をするところから最後まできっちりの「金明竹」。これがもう最高に面白かった!
小遊三師匠の落語はわりと地のままやる感じなんだけど、声はわりと低めで明るい感じじゃないのになんか中身の明るさがにじみ出ていてすごく楽しい。
客席がぐーーーっとひきつけられてうわっと笑いが起きるので、師匠もどんどん楽しくなってくる感じが伝わってきて、ああ、いいなぁ…!やっぱり落語は生がいいなぁ!
おかみさんが帰っていく客に向かって「アンニョハセヨ!」には笑った笑った。
寄席に初めてきたお客さんが多かったようなのだが、小遊三師匠が帰っていくと「あーーー面白かった!!」「めちゃくちゃ面白かった!」という声がそこかしこからしてきて、なんかほんとに嬉しくなっちゃった。

笑遊師匠「湯屋番」
これがまた爆笑編のノリノリの「湯屋番」。笑遊師匠っていつもこんななんだろうか?!
すごいオーバーアクションでめちゃくちゃパワフル。
若旦那の妄想の激しさが、今まで見た中でピカイチで笑った笑った。 小遊三師匠のノリノリの「金明竹」に刺激されたのか、いつもこんなふうにパワフルなのかわからないけど、面白かったー。