りつこの読書と落語メモ

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第5回Chi_zu寄席

4/12(木)、カフェChi_Zu2号店で行われた「第5回Chi_zu寄席」に行ってきた。

・音助「狸札」
・音助「お菊の皿
~仲入り~
・音助「三枚起請


音助さん「狸札」
会の前に芸術協会の住吉踊りのお稽古に行っていたという音助さん。
楽屋入りが開場時間ぎりぎりになり、こちらの会場は開演すると入場できないと伺っていたので、そうしたら入れないのでは?帰っちゃう?と思っていた、と。
音助さんは所作ダテの担当でジャンプしないといけないんだけど、今日のお稽古ですでに筋肉痛が…。(若い証拠!)

それから仙台に新しくできた芸協の寄席・花座に行ってきた、という話。
地元のローカル番組が15分ぐらいかけて花座を紹介をするからということで遊子さんと二人で取材を受けた。
最初に言われたのが「なぞかけをやってください」。
落語家=なぞかけ、というの…やめてもらえないですかね、そろそろ。そうじゃないぞというのを広めていきたい…。
結局、私は「寿限無」の後半部分だけをやり、遊子さんは小噺。その小噺がいいか、リモコンのボタンで視聴者が選択することで選ぶという趣向。
参加した人数から、だいたいこれぐらいの人が見てくれたんじゃないかというのを予想して、これはいい宣伝になったのでは?お客さんが押し寄せるのでは?と思ったけど、結果は…。

そんなまくらから「狸札」。
噺の展開がくどくなくて、そこが好きだなぁ。
狸がかわいくて、狸と男のやりとりもけろっとしていて楽しい。

こちらは会場が小さいのでとても近くで見られて得した気分。
やっぱり落語はあんまり離れたところから見る芸じゃないよなぁ…。
近くで見ると、音助さんは目線とか所作とかがとてもきれいで、その動きによって奥行きが出ていることがわかる。すばらしい。


音助さん「お菊の皿
お菊の皿」は演者さんによってはいろいろ改変するけど、私はもとの形が一番面白いといつも思ってる。
お菊さんが色っぽくて素敵。
回数を重ねてお客が増えても芸が臭くなったりしなくて、「一枚二枚…」と数えるお菊さん。
でも話しかけられると「いつもありがとうございます」と頭を下げる面白さ。
シンプルな「お菊の皿」とても楽しかった。


音助さん「三枚起請
ネタだしされていた噺。
いやこれがとっても面白かった。

 同じ花魁にだまされた三人のキャラクターが違っていて、でも一番本命に近かったのは棟梁だったんだろうなぁ。

開き直った花魁の色っぽさとふてぶてしさがいい。

音助さんの落語はくどいところがなくてそこが好き。どや!というところがない。でも物足りなさはなくて十分面白い。
そして素朴なんだな、どこか。そこに魅力を感じるなぁ。

いい会だった~。
人気者の音助さんを小さい会場で近くから見られて幸せだった。