りつこの読書と落語メモ

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林家きく麿独演会第十七夜『花見だ!わっしょい』

3/24(金)、道楽亭で行われた「林家きく麿独演会第十七夜『花見だ!わっしょい』」に行ってきた。

・きく麿「お餅」
・きく麿「殴ったあと」
~仲入り~
・きく麿「幾代餅」

きく麿師匠「お餅」
地方でお店のマスターとかが会をしてくれることがある。ありがたいんだけど、最近自分の故郷でやってもらった会、回数を重ねるごとにマスターの対応が適当になってきてさすがに酷いんじゃないかなぁ、と感じている。
めんどくさいから勝手に人数を少なくしちゃうとか、落語やってる間にテレビで野球見てるとか、さすがに酷いと思って高座から「消してもらえますか」と言ったら「え?でも音消してるよ?」。

…ひぃーーー。あんまりすぎるー。
それもネタにするからいいや…といっても傷つくよなぁ、そういう態度は。っていうかありえないよー。えーん。

で、のんびりした噺も作ってみようと思って作りました、と「お餅」。
私はこれで3回目。「せめ達磨」でネタおろしも見ているんだな。(えへん!)
これねすごい新作だと思うんですよ。すごい間があって最初のうちよくわからないから、噺家さんの勇気が試されるっていうかな。この二人の老人の微妙な距離感がね、見ていてちょっとヒリヒリするんだけど、すごくのんきでばかばかしくもあって。たまらないんだよなぁ。

五郎さんがやってきて「なんか面白い話をしてくれ」と言われて「さっきまで何話してましたっけね」って思い出せなくて、ええとええと、ああ、そういえば「永遠のアイドルの話をしてたっけ」って思い出して話してみると「やめて」と言われてた餅の話だったってていうのも老人あるあるで、面白いなぁ。


きく麿師匠「殴ったあと」
初めて聴く噺。
上司と部下が商談がうまくいって気分よく旅館へ。
仲居さんが挨拶に来て、二人で「こういうところにいる仲居さんってなんかやっぱりわけありなんですかね」なんて話で盛り上がって、料理を運んできてくれた時に「ちょっと一杯つきあってよ」と仲居さんに酒を注ぐと、結構お酒好きらしくくいっと飲んだ仲居さん。自分のわけありな過去を語り始める…。

仲居さんが一声をあげたとき「そっちか!」と大爆笑。こういうのはもうきく麿師匠の得意技っていうかテッパンっていうか、面白いに決まってるワールド。
繰り返される「殴ったあとは…」のフレーズがもうおかしくておかしくて。最高。


きく麿師匠「幾代餅」
ちゃんとした「幾代餅」(笑)。せっかくだから少し改変してもいいのになぁ、なんてことも思ったり。
でも後から考えてみるとこの会、餅で始まって餅で終わっていたのだった。わははは。