火車
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1998/01/30
- メディア: 文庫
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これを読んで宮部みゆきが好きになったよ。
婚約者が失踪したと甥が調査を依頼してきて、その婚約者を追ううちに彼女の謎はどんどん深まってゆき、、、。
この女性について非常に突き放して書いてあるのに、同情せずにいられないというか、彼女から直接話をきいてみたい!と思わせる。ラストにはうなった。
「魔術はささやく」を読んだときは、ちょっと都合がよすぎるんじゃないの?という感想をもったけど、これにはもう脱帽。