りつこの読書と落語メモ

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柳家小三治一門会

10/18(水)、板橋区立文化会館で行われた柳家小三治一門会に行ってきた。

・小はぜ「転失気」
・燕路「佐々木政談」
~仲入り~
・けいこ&ミコ マジック
小三治「宗論」


小はぜさん「転失気」
小はぜさんの「転失気」、初めて聞いたかもしれない。
ちんねんさんが和尚に言われて花屋さんに行ってお医者様のところに行って…まではきちんと用事をこなそうとしているんだけど、「転失気」の訳が分かってから、茶目っ気を出すところがとてもかわいい。
小はぜさんは永遠のちんねんさんだなぁ…。かわいかった。

小三治師匠「宗論」
手術で京都に行った時の話。
手術した次の日から京都の町を歩きなさいと言われたので、いろいろなところを歩いた、という小三治師匠。
京都はお寺が多いから、ああいうところを訪ねると、不信心な自分が少し恥ずかしくなる。
でも日本というのは宗教にとても寛容な国で、こういう国はほかにないんじゃないか。
生まれた時は神社に行ってお祓いしてもらった神様に頭を下げて…そのまま神社で行くのかなぁと思っていると、結婚式は教会であげて「アーメン」なんか言ってる。そのまま教会か?と思っていると亡くなった後はお坊さん呼んで「南無阿弥陀仏」。
こんな国はほかにはない。

そんなまくらから「何にも陰と陽がある」と始まったので「小言念仏」だねと思っていたらなんと「宗論」。
小三治師匠の「宗論」って、若旦那のイントネーションがかなりおかしなことになってる(笑)。
かといって小三治師匠なのでそれがこう殊更笑わせてやろうっていう感じではないんだけど、でもかなりすごい。
しぐさも相当激しいので、これはもしかすると腕を自由に動かせるようになった証としてされたのかもしれない(勝手な妄想)。

噺自体は正直微妙だなぁと思うが、いいものを見た(笑)。楽しかった。