りつこの読書と落語メモ

はてなダイアリーからブログに移行しました。

第405回国立名人会

3/25(土)、国立演芸場で行われた「第405回国立名人会」に行ってきた。


・久蔵「壺算」
・南なん「お見立て」
・鯉昇「長屋の花見
~仲入り~
・菊丸「天狗裁き
・正楽 紙切り
・木久扇「鮑のし」

 

久蔵師匠「壺算」
この師匠もあんまりちゃんと落語をやるイメージがないんだけど(失礼!)、ネタ出ししている「名人」の会だからちゃんと落語を。
明るくてにぎやかでハイテンションな「壺算」だった。

 

南なん師匠「お見立て」
わーん、南なん師匠、会いたかったようー。
3月南なん師匠を全然見られなくてもう南なん師匠の落語が見たくて見たくてしょうがなかった。
「不動坊」が4回続いてしまっていじけて浅草に行かなかったことをどれだけ後悔したか。

今は遊びがたくさんあって。みなさんが持ってるスマートフォン、あれも遊びなんでしょう。スマートフォンで何をやってるんだろうとのぞいて見るとゲームをやってたりして。
あたしは「師匠はガラケーですか」って言われたりすることも多いですけど、携帯は持ってないんです。パソコンもないし、ファックスもない。ファックスは古いのがあるからあげるよと言われたり、買ってあげるとまで言われたりもするんですけど、あたしはいらないんです。そのせいで迷惑もかけてるんですけど、でもいらないんです。

…あー、南なん師匠って偏屈だなぁ。だって不便だもん。携帯がなかったら。絶対に。
そしてそんなことは百も承知だけど、でも頑として持たない。
会を主催する人とかからしたら困ることもあるんだろうな。
でもだからこそあの純粋さを保てるのかもしれないと思うし、南なん師匠には頑なさと同時にふわっとした柔らかさもあって、そこがなんともいえない味になってるんだよなぁ、と感じる。


そんなまくらから「お見立て」。
もくべえ大臣の「ほーほーほー」の声が控えめでそれがすごくおかしい。「あれ?鳩が鳴いてる?」「わしが泣いてるだよ」そう言われて笑いを必死にこらえる喜助がおかしい。
いいなぁ。南なん師匠の落語は。なんかほっとする。


鯉昇師匠「長屋の花見
お酒とお弁当の中身に鯉昇師匠のオリジナルの品が入っていて楽しい。
なによりも大家さんの酔狂に付き合わされる長屋の人たちがみなのんきにとほほで楽しい。

菊丸師匠「天狗裁き
テンポが良くて明るいから最初から最後までずっと楽しい。
好きだなぁこの師匠。体の引き方がとってもいいんだよなぁ。だから見ていると引き込まれて笑ってしまう。


木久扇師匠「鮑のし」
ある意味レア。最初にあがった久蔵師匠が「ほんとに久しぶりのはずです。多分すごい稽古してると思います。今」って言ってたけど、新鮮だったなぁ。まじめに落語をやる木久蔵師匠。