三遊亭圓馬「北の独演者 第二回」
9/20(金)、梶原いろは亭で行われた三遊亭圓馬「北の独演者 第二回」に行ってきた。
・馬ん次「ちはやふる」
圓馬師匠「天災」
北海道で落語会をやって帰って来たという圓馬師匠。
北海道は半そでではいられないぐらいの寒さだったらしい。
2泊して1泊目に見つけた美味しそうなたこ焼きのお店。 2日目に行こうと思っていたら2日目には打ち上げがあってコース 料理。(お刺身、ステーキ、蟹って聞いてるだけでじゅるじゅる… )
たこ焼きは次回行った時の楽しみに残しておきます、 とちょっと残念そうなのがおかしい。いや、わかるけど。 でもたこ焼きよりコース料理でしょう(笑)。
こういう会だと普段寄席では聞けないようなまくらが聞けて、圓馬師匠ってこういう人なのかな? っていうのが少しわかるのがうれしい。
そんなまくらから「天災」。
離縁状を書いてもらいたいとご隠居の家を訪ねてきたはっつぁん。
自分の母親のことを「古くからいるばばぁ」「 ことによるとうちの主じゃないか」というのがおかしい。
「 かみさんをぶん殴ったらそのばばぁが食らいついてきたから思わず …」
「お前さん、まさか手をあげたりはしないだろうね」
「そんなことはしねぇよ!…蹴とばした」
…酷いんだけどなんか笑っちゃう。
べにらぼうなまる先生の家に行ってからのやりとりも楽しい。
言い負かされて「やりやがったな!」と言いながらうれしそうなはっつぁんが憎めない。
戻ってきてからの「てんせぇの振り回し」は、圓馬師匠独自の不意打ちのクスグリが入って、ぶわはっ!!と何度もふきだした。
楽しかった!
圓馬師匠「 うなぎの幇間」
一八の最初のうちのご機嫌&ありがたがりが、「騙された!」と分かってから反転するのが楽しい。
お猪口のことから、掛け物に書いていることから、おしめが干してあることから、自立できない奈良漬けから、噛み応えのある鰻まで。
一度「もういいよ、それぐらい」とあげようとした釣銭を「やっぱりもらうわ」と奪い取るところがおかしい。
圓馬師匠の独特のリズムが後半どんどん加速していって、楽しい楽しい。
次回は11月とのこと。
行きたい!