りつこの読書と落語メモ

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小んぶにだっこ

8/13(火)、落語協会で行われた「小んぶにだっこ」に行ってきた。

・小んぶ「持参金」
~仲入り~
・小んぶ「松曳き」


小んぶさん「持参金」
一門で九州に行ってきたときの話。
昼夜公演だったんだけどその中でらくご体操をやることになっていた。
これ、一門の弟子全員がTシャツ、短パン、ソックスを履いて、落語の所作を体操としてやるというもので、東京でやるといつもバカうけ。
今回も「あれやっちゃう?」「ちょっと卑怯だけどな」なんて言いながらやったんだけど…。
やはりあれですね、これってよく落語を知っている人でないと面白くない。
見事にすべりました。
一番ウケたのが、全員がその格好で舞台に登場したとき。
あとは善良なお客様たちが…ええと?どこで笑えば?笑う所教えてくれたら笑うんだけど?みたいな戸惑いの表情。
すっかり心が折れたんですが、プログラムに書いてあるからやらないわけにいかない。
楽屋でみんなであれこれ案を練ったんですが、いまさら何か変えることもできない…。そもそも11人みんなで合わせるような時間もないですし。
「いいんだよ!これはうけるためにやるわけじゃないんだ。体操なんだから。一門全員の顔を見ていただくっていうことが大事なんだ」って…。誰ともなくそんなことを言って…慰めあいました。

…ぶわはははは!!!おかしい~。

それから一門会のあとも九州に残って、やなぎさんと小太郎さんと3人でいくつか会をやってまわった話。
茶番をやるために和助さんのところに教わりに行ったり、本番でやらかしたり、それが思わぬお客さんの感動?につながったり…。
まぁまくらが止まらない止まらない。
そしてなんか急に懺悔を始めたり…それでお客さんが引いてしまった!と思った小んぶさんが少し挙動不審に(笑)。
こんな小んぶさんは初めて見たんだけど、どどどうした?

そんなながーいまくらのあと「持参金」。

もしかしてお客さんに引かれたと思ってやけになってこの噺を?…というわけじゃないだろうけど、女性の容姿の描写が酷いので嫌いという人も多いこの噺。
小んぶさんのはおなべさんの眉毛が太くてつながっていて「はちまき?」。
ひどいけどおかしい。まくらが長かったので噺は刈り込んでショートバージョン。


小んぶさん「松曳き」
「侍」の精神を持っているのにどこまでも粗忽な三太夫
小んぶさんが飄々としているのでそれも相まってめちゃくちゃ面白かった。

小んぶさんのまくらって本当に面白くて毎回爆笑なんだけど、自分をさらけ出し過ぎると落語に入りにくくなっちゃうんだな。
まぁ小んぶさんもこういう自分主催の会でなければそんなにまくらを長くしゃべることもないわけだから、これはこれで全然ありだと思います!