りつこの読書と落語メモ

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末廣亭7月下席昼の部

7/25(火)、末廣亭7月下席昼の部に行ってきた。
南なん師匠「千両みかん」

久しぶりの「千両みかん」。
「昔はその季節でないと食べられないもの、その土地に行かないと食べられないものがほとんどだった」というまくらがきいていて、前の方に座っていたお子さんたちも「うんうん」と聞き入っていてかわいい。
おっちょこちょいの番頭さんが「みかんが食べたい」という若旦那に「なんだそんなことですか。じゃ私が買ってまいりますよ!」と安請け合い。大旦那に「お前明日は何の日かわかってるか」ときかれて「丑の日です。鰻を食べられるっていうんでみんな大喜びしてるんですから…」と言って、はっ!と驚くところ。南なん師匠の表情に大笑い。

宗殺しで訴えると言われて必死でみかんを探し求める番頭さん。
若旦那がみかんを食べているところを見ながら「皮を捨てちゃうんですか?」「筋をとるんですか?」とお金のことを気にして言うんだけど、それでも若旦那がみかんを食べて元気になると「よろしゅうございました」と心から喜んでいる。
心から喜んでいるだけに、その後わが身を振り返って虚しくなるところに、なんかぐっとくる。

この噺のサゲ、すごく好きだなぁ。すごく落語らしくて楽しい。