りつこの読書と落語メモ

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え、なんでまた?

え、なんでまた?

え、なんでまた?

★★★★

朝の連続テレビ小説あまちゃん」の脚本も担当し、更にセリフ漬けの日々…

毎日8時間以上もセリフと格闘している宮藤官九郎が、思わず「え、なんでまた?」と聞き返したくなる名&迷セリフをエッセイに。

売れっ子なのに売れっ子とは思えないような普通の人だなぁ。
軽く書いているけど、震災直後の空気とかテレビ界のおかしな風潮とか、鋭い洞察もあって、うーんと唸ってしまう。

プレッシャーだなぁ。まず量的に書けるだろうかと言う不安。15分×一週間が半年…何分ですか?怖くて計算するきになりません。質的には、僕の描く物語がはたして朝8時と言う時間にマッチするのか?しないと思う。明らかに夜用。

見る目がないのかな。その証拠に僕がオーディションで選ばなかった女優さんは、そのあと必ずブレイクするというジンクスがあります。
(中略)
そして運悪く選ばれてしまった能年玲奈さんには、そんな俺の忌まわしいジンクスを払拭して欲しい。

まさにあまちゃんの執筆中で、こんなに自信なさげなんだけど、凄いことになるんだよなぁと読んでいて不思議な気持ちに。

最近批判されることに弱くなってきたという文章。

やがて叩かれて立ち直るのに時間がかかるようになる。今の僕がまさにそう。41歳。2、3日ヘコむ。批判に対する体力が落ちてしまった。もはや褒め言葉はプレッシャーじゃない。いい思い出です。

褒め言葉がいい思い出っていう表現がたまらない。
私も昔から打たれ弱かったけど、年をとってきて本当にますます弱くなってきた。
かといって褒められて、よーし!だったらこの調子で頑張るぞう!と奮起するというのとも違う。
またこの先叩かれたり貶められたりして落ち込むことがあるだろうから、この褒められたことを大事にとっておいて辛いときに取り出して自分を慰めよう。「あの時は褒められたもん」って…。そんな感覚。
確かに褒め言葉はいい思い出だ。

こんなに売れっ子になると謙虚でいることが難しいように思うけどこの人なら大丈夫な気がする。すてきだ。