りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭6月下席夜の部

6/21(火)、末廣亭6月下席夜の部に行ってきた。

・勢朝 漫談
・夢葉 マジック
・一九「都々逸親子」
・南喬「粗忽の釘
~仲入り~
・菊太楼「締め込み」
・ホームラン 漫才
・歌る多「宗論」
・一朝「芝居の喧嘩」
・仙三郎社中 太神楽
小三治ちはやふる

南喬師匠「粗忽の釘
とても楽しい。
大工さんの粗忽ぶりがそれほど激しくないのでこういうのあるなーという感じでなんともいえずほのぼの楽しい。
とんでもなく粗忽なのも面白いけどこんな風に自然体でも楽しいんだな、この噺は。
のろけもそれほど激しくなく、でも出会ったころは初々しかったんだなというのが伝わってきてかわいい。私あの「ふぇ~ふぇ~」は好きじゃないんだよな。
好きだ、この師匠。

歌る多師匠「宗論」
笑いのツボが違うらしく今までこの師匠の落語で一度も笑ったことがない。

一朝師匠「芝居の喧嘩」
こういう噺を「これもん」じゃなくやってとってもかっこいい。
組の者が次々立ち上がる楽しさ。テンポの良さとからっとした明るさで見ていてわくわくしてくる。

小三治師匠「ちはやふる
「かみよもきかず」の部分が抜けて、「歌のわけ」を説明するところになって「言わなかった?」と客席に聞いたのがおかしかった。
しまったって感じで最後までやってから自分で拍手のポーズをして「ごめんね」な終わり方だったけど、それがまた楽しいんだから無敵。