りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

小太郎・小んぶ二人会VOL5 ミュージックテイト

1/29(水)、ミュージックテイトで行われた「小太郎・小んぶ二人会VOL5」に行ってきた。 小んぶさんは以前池袋の東明飯店で行われたランチ寄席で見て面白かったので、また見てみたいと思っていた噺家さん。
小太郎さんは何回か落語会の開口一番で見ていて面白いと思っていたので、この組み合わせはいいかも!と思って行ってみた。
レコード屋さんの店内に前方に小さな高座を作りパイプイスを並べて…20名ぐらい入ればいっぱいになってしまうこじんまりした空間。こういう小さいところで落語を聞くのは楽しい。

・小太郎「弥次郎」
・小んぶ「厩火事
〜仲入〜
・小んぶ「初天神
・小太郎「あんまの炬燵」

小太郎さん「弥次郎」。
小太郎さんが高座に上がってお辞儀をしてピースサインをするのと同じタイミングで一番前に座っていた女性がピースサイン。
お、おおお。コールアンドレスポンス。固定ファンがちゃんとついているのね、すごい。

弥次郎は大好きな噺。
弥次郎のホラに「そういうの大好物だよ。」といちいち喜ぶ大家さんがかわいらしい。

小んぶさん「厩火事
大柄な小んぶさんがやるおさきさんは迫力があってそこがまた面白い。
おさきさんの話に「なんで?」と反応する大家さん。何度も何度もちょっと間をあけて「なんで?」というのが、ツボにはまっておかしい。

小んぶさん「初天神
小んぶさんがやると金坊もちょっと迫力がある。確かにこんな子に大声で泣かれたらついつい言うこと聞いちゃうかも。

小太郎さん「あんまの炬燵」
出てくるなり「初天神…凧揚げまでやるとおもったよね」という小太郎さん。確かにちょっと唐突に終わっちゃった印象があったので大笑い。
小太郎さんの「あんまの炬燵」は、後味が悪くならないように?あんまと番頭さんが昔からの古い付き合いというのを何回か。確かにそう聞いていれば、弱い立場のあんまさんにひどいことを…という印象は薄らぐ。なるほど。