りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

007 白紙委任状

007 白紙委任状

007 白紙委任状

★★★

先週末図書館に本を取りに行ったら、予約していた本が一気に9冊も届いてしまった。 私の利用している図書館は2週間が期限で、予約が入っていない本であれば1週間延長できる。まずは9冊のうち予約の入ってなかった本2冊を延長したものの、前の週から借りていて期限が迫っている本がまだ手元にあるし、1週間で何冊読まなきゃいけないんだ?と、青ざめる、るるる〜。

ちょっと読んでみて「こりゃあかん」そうであれば、その本はとっとと手放して次に進んだ方がいいぞ!ってほんとに本末転倒なんだけど…。
で、この本はそういう意味では「あかん」かもしらん率が高いと思っていて、あかんかったときのためにと、会社に行く時にわざわざもう一冊を保険で持って行ったのであった。

大好きなディーヴァーではあるけれど、007には正直興味がナッシング。
なら読むなよって話だけど、でもディーヴァーが書く007と聞けばやっぱりファンとしては読まないわけにはいかないんじゃ?という義務感もあり。
で、読み始めてみたら、やっぱり面白い!

なんたってもうかっこいいじゃないの、007が。
強くて抜け目なくてかっこよくて女にもててでもそれに溺れることもなくて。まさにオヤジ's dream!
あーー罠にかかってしまったか?!と思えば、ちゃんとそれを見越して一歩先を行っているジェームズくん。
負ける心配がないから安心して読める。エンタメとしては最高だ。

でも多分三日もしたら内容を忘れていそう…。>ま、ほとんどのことは3日ぐらいで忘れちゃうんだけどね、私の場合。