りつこの読書と落語メモ

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欺きの家

欺きの家(上) (講談社文庫)

欺きの家(上) (講談社文庫)

欺きの家(下) (講談社文庫)

欺きの家(下) (講談社文庫)

★★★★

退職目前、古参社員ケラウェイが命じられたのは社史編纂のための記録探し。買収合併を繰り返して世界的大企業にのしあがった会社の記録の一部が紛失していたのだ。ケラウェイは四〇年あまり前の記憶からたどり始める。それは今も彼の心に重くのしかかる、一人の少年の死の真相をつきとめる旅でもあった。

ゴダード作品にありがちな相変わらず翻弄されっぱなしの主人公。
私でさえ分かるのになぜ君は気づかないのだ?!とイライラしながらも結構楽しく読めたのは主人公のジョナサンってほんとにいい人なんだよね…。

出し抜かれっぱなしだけどちゃんと筋は通すし人を裏切らない。
だから利用されるだけの存在ではなかったというのが救いだ。
想像通りの真相だったけど最後はちょっと意外でヤラれた!って感じ。面白かった!