りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

抱擁家族

抱擁家族 (講談社文芸文庫)

抱擁家族 (講談社文芸文庫)

妻の情事をきっかけに、家庭の崩壊は始まった。たて直しを計る健気な夫は、なす術もなく悲喜劇を繰り返し次第に自己を喪失する。無気味に音もなく解けて行く家庭の絆。現実に潜む危うさの暗示。時代を超え現代に迫る問題作、「抱擁家族」とは何か。第1回谷崎賞受賞。

入っているコミュの課題本だったので読んでみた。
読む前にアマゾンの作品紹介を読んで、「お、結構面白そう」と思ったんだけど…ご、ごめんなさい。ほんとにほんとにだめだった。何から何までだめだった。文章とか文体とか物語の進み方とかそのなにもかもが私には気持ち悪くて受け付けなかった…。生理的に受け付けない。理解もできない。
もう全然「読めていない」のでここに書くのもどうかと思ったけれど、ここまで「嫌い」と感じることも案外珍しいので、書いておこう。
この作品、作家が大好きという方にはごめんなさい…。