りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭6月下席 夜の部

6/30(火)、末廣亭6月下席 夜の部に行って来た。

・二楽 紙切り
・なな子「紀州
・百栄「露出さん」
・ペー 漫談
・菊之丞「片棒」
・扇好「そば清」
・紋之助 曲ごま
・歌る多「熊の皮」
・小さん「二人旅」
〜仲入り〜
・燕路「夏泥」
・ホームラン 漫才
・小ゑん「ぐつぐつ」
・南喬「替り目」
・翁家社中 太神楽
小三治「馬の田楽」

二楽師匠 紙切り
二楽師匠はトークが抜群に面白い!
正楽師匠のいつも同じトークもいいけど、毎回楽しいトークを聞かせてくれる二楽師匠、すばらしい。好き。

百栄師匠「露出さん」
寄席でこういう噺をかけてしまう百栄師匠ってほんとにすごい(笑)。 気持ち悪がられるような噺なのに、百栄師匠のふにゃふにゃした魅力で、全然気持ち悪くない(いや少し気持ち悪い…)のがすごい。
「町内の時計になれや露出狂」。傑作。最高。

菊之丞師匠「片棒」
寄席用短縮バージョンで次男坊のところだけ+サゲも独自のサゲ。
山車の人形になったおとうさんの動きが最高におかしくて大爆笑。
でもこの噺は、長男、次男、三男といくから面白いのだな。

小ゑん師匠「ぐつぐつ」
楽しい!前はちょっと苦手かなと思っていた小ゑん師匠だったけど、見るたびに好きになってくる。
こういうシュールな噺、すごく好き。

小三治師匠「馬の田楽」
まくらなしで「馬の田楽」。話し始めた途端にその世界にぐーーっと引き込まれてしまう。
こんなにのんびりした特に抑揚もなく笑いどころも多くない噺なのに、聞いている間すごく楽しくてすごく幸せ。 馬方が話しかける人話しかける人みんなのんびりしていてとぼけていておかしい。
小三治師匠が落語そのものになっちゃったみたいな感じ。良かった。