りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

きく麿レストラン 第3回

7/11(金)、落語協会2階で行われた「きく麿レストラン 第3回」に行ってきた。
仕事の後に行ったので1席目は聞けず。それでもいつもより1時間10分早く出てるのだ。平日18時からはさすがにキビシイ。でもメールで問い合わせたら途中からでも大丈夫ですと返事をいただいたので堂々と(笑)。
きく麿師匠、さばの湯で見てからまた見たい見たいと思いながらなかなか日程があわずに見られていなかったのでうれしい。
落語協会の2階でやる勉強会に行ってくる」って言ったら家族に大ウケだった。え?ついに自分でも落語を勉強することにしたの?って。(ちがいます)

・きく麿「一眼国」
〜仲入〜
・きく麿「首領が行く!」

「一眼国」
きく麿師匠の古典!
これがちゃんとしてる!(←失礼)
「一眼国」といえば小三治師匠で何回も聴いているので、まくらで「お、もしや!」とすぐにわかったのだが、私この「一眼国」のまくら好きなんだよなぁ。見世物小屋のいかがわしさ。それを面白がって見に行って木戸銭払って「しょうがねぇなぁ」って笑い飛ばす人たち。そういう精神がすごく好き。
あまり笑いどころのない噺ではあるけれど、一つ目たちに囲まれて「そんなにいなくていいんだよ…」とつぶやいたのがやけにおかしくて大笑い。

「首領が行く!」
これがもうめちゃくちゃ面白かった。笑いすぎてあんまり覚えてない…(ああ、記憶力…)。
Vシネマのヤクザものを見てすっかり感化された小学生二人にクラスが振り回されるという噺なんだけど、そのエセやくざ関西弁がたまらなくおかしいのと、それに冷静に突っ込む女教師がまたおかしい。
きく麿師匠の噺に出てくる女の人ってなんか独特で面白いんだよな。

この日はCDを録音していたのだ。
発売されたら絶対買う!ひゃっほい。