りつこの読書と落語メモ

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カリブ諸島の手がかり

カリブ諸島の手がかり 世界探偵小説全集 (15)

カリブ諸島の手がかり 世界探偵小説全集 (15)

★★★
国書刊行会の世界探偵小説全集15巻。これは1929年の作品だ。帯に「クイーンの定員」に選ばれたという名短編集の初の完訳とある。

心理学教授ポジオリが、カリブ諸島を旅した時に「探偵役」をつとめた怪事件を集めた短編集である。

なんというか、、とても不思議な小説である。この力の抜け具合はちょっと最近の推理小説にはないものだよなあ。

度肝を抜かれたのは最後に収められている「ベナレスへの道」。すごいおちだ。