りつこの読書と落語メモ

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旅の理不尽 アジア悶絶編

旅の理不尽 アジア悶絶編 (ちくま文庫)

旅の理不尽 アジア悶絶編 (ちくま文庫)

★★★★

真面目なサラリーマンだった著者が、有給休暇を使い果たして旅したアジア各地の脱力系エピソード満載の爆笑体験記。若き宮田青年は、数々の失態を繰り返しながら旅の醍醐味と人生のほろ苦さを学んでゆく。誰もが経験するような旅の日常を、誰も追随できない独特の感性と文体で綴る鮮烈な処女作!エッセイスト・タマキングの底力を感じる一冊。

読みながら何度吹き出したか分からない。このバカバカしさはくせになるわー。
これだけ各国旅していて、特にハートウォーミングな物語もなく危険もなく(詐欺にあったり怪しいキノコでワープしたりという危険にはあってるけど)、ただひたすらにバカバカしいってすごい。

終始ふざけてるようなんだけど、でもどんなにおちゃらけていてもどこか作者の生真面目さがにじみ出ているようなところがあってそこが好きかな。
やたら女性によろめくところもいい。
ストレスでガチガチになってるときに読むと、こんな生き方もあるのかと肩の力が抜けていいのでは。