りつこの読書と落語メモ

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きく麿ミュージックテイトDVD発売記念落語会

9/20(土)、ミュージックテイトで行われた「きく麿DVD発売記念落語会」に行ってきた。
この日に買うときく麿師匠にサインしてもらえる上に特典DVD付きと聞いてウキウキワクワク。昔から特典に弱いのだー。

・きく麿「パッション☆ネーブル1」
・サイン&即売コーナー
〜仲入り〜
・きく麿&中川原屋:トーク
・きく麿「ベタ刑事(デカ)」

きく麿師匠「パッション☆ネーブル1」
きく麿師匠のまくらはいつも楽しい。
今回は、せんべいくんという弟弟子の話。餃子を食べたらきく麿師匠の列の餃子を食べちゃうし、木久扇師匠にお土産を買って端数分だけ出してくれって言っても出さないし、そこじゃないだろ!ってところで「申し訳ございません」って謝るし、腹立つー!
腹立つわー!って話でも全然毒がなくて、ただただおかしい。
もう安心して聞いていられるし安心して笑えるのでもうバカみたいに最初から最後まで笑ってる。幸せ。

「パッション☆ネーブル1」はアイドルオタクなきく麿師匠らしい噺。
これを作った数年後にヲタ芸ってやつができて、この噺にはそれが入ってないんでダメなんですよ、って言うんだけど、アイドルオタク臭がたっぷりで今でも十分通用する。
男のアイドルオタクの人って妙にひたむきっていうか礼儀正しいっていうか健気だよねぇ。
はたからみると「キモイ」行為でも、ちゃんと距離も保っているしリスペクトもしていて涙ぐましいっていうか愛おしいなぁ、と思う。
アイドルへの応援歌を熱唱するシーンが最高だった。

きく麿師匠&中川原屋さん:トーク
今回のDVD発売に至るまでの話を製作者である中川さんときく麿師匠が赤裸々に。
中川さんが思いを語りはじめるとどんどん熱くなるのを、ちょこちょこと軌道修正するきく麿師匠が素敵だった。
きく麿師匠が噺家になる経緯や収録された作品についてのエピソードを聞けたのが嬉しかった。 私的には「パンチラ倶楽部」と「陳宝軒」はDVDに入れてほしかったなぁ。
DVDにサインしてもらって感激。

きく麿師匠「ベタ刑事(デカ)」
「こぶしくん」と「ベタ刑事」どちらがいい?とお客さんに聞いて圧倒的多数で「ベタ刑事」。 「こぶしくん」はこの間末廣亭で聞いたので私も「ベタ刑事」に手を挙げた。
強面のベタ刑事が自分のギャグが面白いと褒められるとちょっとはにかんで笑うのがかわいい。 そして新米刑事のシュールとナンセンスの説明がわかりづらいのが笑える…。
理屈っぽい噺を作ろうと思って作った噺だそうな。なるほど、なっとく。

会が終わって帰ろうとすると、きく麿師匠が出口に立っていて「ありがとうございました」と挨拶をしてくれた。
「楽しかったです」と言って帰る背中に向かって、きく麿師匠がかっぱの声で「ありがとうございましたー」と声をかけてくれたのが私の今日のハイライト。
大口開けて「ぐわははははっ!!」と笑ってしまったのだった。あー楽しかった。

新世紀落語大全 林家きく麿 (DVD+CD)

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