りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

本についてのあれこれ

8月は25冊読んでいた。ここ数年結構コンスタントに読んでいるけどこれだけ読んだのは久しぶりかも。
自分の中で読書の占める割合が大きくなっているんだな、最近。
多分それってリア充じゃないからなんだなー。
なーんて言うと世の中の読書を楽しむ人たちに対して無礼極まりないかもしれないんだけど。少なくとも私の場合、遊ぶのに忙しい時や気持ちが外へ外へ向いている時はそんなに本は読めないので。今は他に楽しいことがないから本をいっぱい読めちゃうんだ!と自虐的に言ってしまうわけである。

読書メーターで読みたい本をどんどん登録していってそれを手書きメモに写しているんだけど、ぎっちり書いたこのメモがすでに3冊目に到達。1冊目のメモの中でまだ読んでない本があるので、読もうと思ってメモしてる本って多分千冊を超えていると思われ…。
※後からまじめに数えてみたら2千冊を超えていた。…2千冊て!
どんなに必死に読んでいっても、このまま読みたい本が増えて行くと、おそらく読み切れないよなぁ。うーん。

私はあまり再読というのをしないのだが、それはまだまだある自分が読んでいない面白い本をまずは読みたい」という気持ちが強いからだ。
とはいうものの、20年ぐらい前に好きだった本をまとめて再読したいという気持ちも最近高まってきている。
再読したいなーと思っているのが、ジョン・アーヴィング、スティーヴ・エリクソン、プイグ。
プイグとスティーヴ・エリクソンは昔大好きで新刊が出てないかとしょっちゅうチェックしていたんだけど(当時はネットがなかったので、図書館の蔵書検索や本屋をこまめにチェックしていた)、もうすっかり離れてしまって忘れてしまっているので、あの当時より「変な小説」をたっくさん読んだ今読んでもやっぱり好きなのかどうかを確かめたい、と思っている。
ジョン・アーヴィングは若い頃に読んだ時はグロテスクで好きじゃないなぁと思っていたんだけど、年をとってから読んですごく好きになったので、若い頃「うえっぷ」と思った作品を再読したいんだよねー。印象が全然変わってるような気がするんだな。

あと、小学生の頃に夢中になって読んだ横溝正史アガサ・クリスティエラリー・クイーンも読み直したい。
あと私はわりと文学全集とかって好きで若い頃読んできているんだけど、また読み直したいなぁ。大好きだった「ジャン・クリストフ」「大いなる遺産」「ねじの回転」「赤と黒」。今読んでも面白いと思うんだろうか。

会社辞めたらもっとたくさん本が読めるのになぁと思いながらも、辞めたら今ほど本に夢中になれなくなるかもしれないような気もしている。