りつこの読書と落語メモ

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すべては遠い幻

すべては遠い幻 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

すべては遠い幻 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

★★★

ディーリア・ホプキンズ、32歳。幼いときに母親を亡くし、以来父親の手ひとつで育てられた。父の深い愛情に包まれ、何不自由ない少女時代ではあったが、やはり母のいない寂しさは埋めようがなかった。母が生きていてくれたら、とことあるごとに夢見ながらおとなになった。ところがある日、衝撃的な出来事が起こる。父の逮捕。容疑は28年まえの幼児誘拐。被害者はなんと、当時4歳だったディーリア自身。離婚した妻のもとから彼女を連れ出して、28年間、身分を偽り、真実をひた隠しにして生きてきたのだった。ディーリアは激しく動揺する。愛する父が犯罪者? 母は生きているの? わたしはほんとうは誰なの? 幻のように消えてしまった自分の過去を探る彼女は、やがて苛酷な真実と向き合うことに……。
誘拐、アルコール依存、親子関係など、答えの出せないさまざまな問題を読者に突きつける意欲作。

「わたしのなかのあなた」に続いて2冊目のジョディ・ピコー。
「わたしのなかのあなた」はテレビドラマのような印象があったんだけど、こちらもそう。
ショッキングな出来事。問題を抱えた人たち。愛するが故のすれ違いや誤解。読みやすくて面白いのでどんどん読めてしまう。
でもちょっとあざとさが鼻に付くんだよなぁ…。むー…。