りつこの読書と落語メモ

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桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。

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これはほんとに楽しい読書日記だ。桜庭さんは、とにかくばりばり本を買い、ばりばり本を読む。きっとこの本読みがこの人にとって栄養になっているんだろうなぁというのがわかるようなとても気持ちのいい読みっぷりだ。一生懸命おいしそうにもりもり食べている人を見るとすごく楽しくなってきていい気持ちになるように、読んでいてものすごく楽しくて気持ちがよくて自分もお腹が空いてくる。あーー、本が読みたい!

こよなく愛するジョン・ディクスン・カーのミステリから、ガルシア=マルケスの小説、茨木のり子の詩集、三島由紀夫のエッセイまで。『Webミステリーズ!』好評連載に豊富な注釈や書誌データを盛り込んで単行本化。

出てくる本が多種多様でどれも面白そうでどれも読みたくなる。自分が最近読んで「うはー!!」とのけぞったあの本やこの本についても書いてあって、とてもうれしくなる。
いやーなんて素敵な人なんだろう。とても素直でまっすぐで正直で美しい。ああ、好きだ、この人。友達になりたい…。ってそれより小説を読んでみなければ。この人が書いた小説をまだ一冊も読んだことがないじゃないか!