りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

第79回月刊少年わさび

10/30(金)、らくごカフェで行われた「第79回月刊少年わさび」に行ってきた。

・わさび「釜泥」
・わさび「偽少年」(三題噺・手作り、ギブス、そんなお年頃)
・わさび「?」

「釜泥」
亡くなった圓蔵師匠の話。ほんとにいい師匠だったんだろうなぁ。
今どき珍しい内弟子だったわさびさん。他の人とは違うんだぞという優越感を持っていたんだけど、それを圓蔵師匠は見透かしていて「お前、いい気になるなよ」とくぎを刺されたことがある。
悪いところにもよく気付いたけど、他の人は誰も気づかないようないいところも気づいてくれる師匠で、そういう時は直接褒めてくれてうれしかった、と。
そんなまくらから「釜泥」。おじいさんとおばあさんが昔話に出てくるおじいさんとおばあさんのようで楽しい。

「偽少年」(三題噺・手作り、ギブス、そんなお年頃)
会社に手作りクッキーを持ってくるくだりが面白くて大爆笑。そうなんだよなぁ。手作りクッキーとかってほんとに微妙なんだよなぁ。うちの会社でもお菓子作りが趣味という新入社員(男)がいて、大量に手作りお菓子を持ってくるんだけど、どう反応していいか困るっていうか…残っているとなんとなくいたたまれない気持ちになるっていうか…。
持ってきた女の子が「いかにも」って感じで、それに気を使う部長がまた「いかにも」でおかしい〜。
そしてハンサムだけどなんでも思ったことをずけずけ言う新入社員っていうのもリアルだわ〜。

後半ちょっと失速した感じがあったけど、毎回クオリティの高い新作を作ってくるわさびさんは凄い。

三席目はすっごく面白かったんだけど、書かないでね、ということなので…。