鈴本演芸場 正月初席第三部
1/4(水)、鈴本演芸場 正月初席第三部に行ってきた。
・紋之助 曲独楽
・さん助「雑俳」
・ホンキートンク 漫才
・琴柳「海賊退治」
・夢葉 マジック
・一朝「初天神」
・雲助「子だけほめ」
・白酒「新版三十石」
・小菊 粋曲
・権太楼「代書屋」
~仲入り~
・太神楽社中 寿獅子
・市馬「かつぎ屋」
・小猫 ものまね
・喬太郎「コロッケそば」
・正楽 紙切り
・三三「元犬」
紋之助先生 曲独楽
ああ、正月だなぁという華やかさとめでたさ。素晴らしい。
さん助師匠「雑排」
ビミョーなまくらとは裏腹に噺に入るとのびやかになるところがい
「ねこのこのぅーー」もおかしいんだけど、普通のところ(「
ほんと頭おかしくて好き。(
琴柳先生「海賊退治」
前に池袋で聞いたことがあったんだけど、後半が聞きたいようー。
一朝師匠「初天神」
おとうさんも子どもっぽいところがあるけどいかにも江戸っ子って
だんごをなめるしぐさも全然下品じゃないんだなー。大好き。
雲助師匠「子だけほめ」
おお、これは前にらくご街道で聞いた子どもだけ褒めるやつだ。
この八っつぁん、とんでもなく口が悪いんだけど、
そしてこれだけよくやられている噺のちょっと違ったバージョンを
白酒師匠「新版三十石」
もう最高におかしくって死ぬほど笑った。
雲助師匠の「新版三十石」も大好きだけど、
なまりのきっつい浪曲だけでもおかしいのに、
やっぱりいいなぁ、白酒師匠の落語は。べらぼうに面白い。
小菊先生 粋曲
かっこいい~。小菊先生を聴いちゃうと、
都々逸でちょっと泣きそうになっちゃった。弱ってるのかな、
太神楽社中 寿獅子
この元気な獅子はもしかして…と思っていたら、仙成くん!
成長著しいったらありゃしない。もうかーさん涙が止まらない。
市馬師匠「かつぎ屋」
必ずこういう時に季節に合った落語をする市馬師匠が大好きだ。
さん助師匠の「かつぎ屋」
東洋館で見た時は気が付かなかったけど、すごい鼻声。
小猫先生 ものまね
構成が素晴らしくてトークも上手だからものまねが引き立つんだな
小猫先生もお正月らしい華やかさとめでたさがあって素敵。
喬太郎師匠「コロッケそば」
ノリノリでキレキレの「コロッケそば」
本当に面白かったんだけど、今その場で楽しくてウケてるというよりはyoutubeで見ていたアレを見られて笑ってるっていう感じのお客さんがかなりの数いたみたいで(それはそれで別にいいんだけど)、
正楽先生 紙切り
「尾長鳥」という注文に、鳥だけじゃなくそれを見ている親子、
私もいつかリクエストを言ってみたい…。
三三師匠「元犬」
時そばに入ると見せかけてまくらだけで終わった喬太郎師匠のこと
毒を吐きながらの「元犬」。ええ?三三師匠がトリで「元犬」?
上総屋がシロの扱いに困っているのがなんか妙におかしい。
ついついくるくる回ったりするシロだけど、
ご隠居がシロの犬っぷりに惚れ惚れして面白がるのも楽しい。
その前に出た噺を取り入れたり、遊びたっぷりの「元犬」だった。楽しかった!