★★★★
怪談話「耳なし芳一」や「雪女」の著者、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。それらの物語の原案は、妻である小泉セツの語りによるものだった。本書では、そんなセツの生涯についてまとめた。
急速な西洋化が進む明治時代の日本で、2人がいかにして出会い、結婚し、物語を生み出すまでになったのか。それぞれの幼少期や青年期はどんなものだったのか。セツが語る物語や怪談のルーツはどこなのか。
朝の連続テレビ小説『ばけばけ』の主人公モデルにもなった、セツの生涯を丁寧に描く。
ドラマは見ていないのだが、小泉八雲は昔から好きな作家なので読んでみた。
ポップに書かれていて読みやすくてすいすい読んだ。
セツがハーンにネタを仕入れてきてくれと言われて、寄席に通って圓朝の牡丹灯籠を聴いていた、というくだりで、セツは圓朝の落語を生で見てるんだ!!すげー!!という方の興奮。
私自身は親戚のおじさんにもらった小泉八雲の本を子どもの頃に繰り返し読んでいてその本にはハーンとセツの写真も載っていて「え?日本人じゃない?でも名前は日本人だけど?」と理解できなかったことを思い出した。
あの本はさすがに処分しちゃったか…。取っておけばよかったなぁ。
