りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

夢吉・こみち二人会Vol.2

10/16(木)、テイトミュージックで行われた「夢吉・こみち二人会Vol.2」に行ってきた。
大好きな夢吉さんとこみちさんの二人会なんてうれしすぎる!

・夢吉「饅頭こわい」
・こみち「茶の湯
〜仲入り〜
・こみち「町内の若い衆」
・夢吉「井戸の茶碗

夢吉さん「饅頭こわい」
今まで見た中で一番面白い「饅頭こわい」だった。
最初は自分の好きなものの話を男たちがワイワイと。それからじゃあ怖いものを言い合おうじゃないかと、蛇が怖い、蜘蛛が怖い、蟻が怖い、そしてひねくれものが饅頭が怖いと言い出す、ってごくノーマルな流れなんだけど、なんだろう、とにかくバカバカしくおかしくて笑った笑った。

こみちさん「茶の湯
こみちさんが不思議とおじいちゃんっぽくてやたらとおかしい「茶の湯」。
ちょっとためて「風流だな」とにっこり笑うとかわいくておかしくて思わず笑ってしまう。
好きだなーこの噺。
茶の湯のお誘いを受けて長屋の人たちがみな引越しを考えるエピソードもかわいらしく、最後まで大笑いだった。

こみちさん「町内の若い衆」
前半がたっぷりだったので、仲入り後は「町内の若い衆」をさらりと。
女の人がやっても色っぽくていいな。

夢吉さん「井戸の茶碗
おお、夢吉さん、「井戸の茶碗」も持ってるのか。
あまり笑いどころのない噺だけれど、正直者の屑屋がほとほと困り果てているところをおもしろおかしく。
やはりこういう噺は若い人には難しいんだろうな。
でもこれからきっといろんな味が出てくるんだろう。それも楽しみ。