ナイト・オブ・シネマ -坂本頼光&ヲノサトル 映画を語る- 第1夜
1/7(月)、日暮里サニーホールで行われた「ナイト・オブ・シネマ -坂本頼光&ヲノサトル 映画を語る-」第1夜に行ってきた。
先日春陽先生の会で見た坂本頼光さん。ものすごく面白かったので活弁をもっと見てみたい!と思っていたら、ヲノサトルさんとのトークショーがあったので、面白そう!と行ってみた。
・坂本頼光&ヲノサトル トーク
・坂本頼光&ヲノサトル 「ジャックと豆の木」
・坂本頼光&ヲノサトル 「戦艦ポチョムキンよりオデッサの階段」
~仲入り~
・坂本頼光&ヲノサトル トーク
・坂本頼光「サザザさん第一話」
・坂本頼光&ヲノサトル トーク
エドウィン・S・ポーター監督の「ジャックと豆の木」にヲノさんが音楽、坂本さんが活弁で語るというスタイル。
1902年の作品なのだが、白黒だし無声だしストーリーを知らないと見ていてもわからないだろう。それに音楽と活弁が入ると物語の世界にぐっと引き込まれる。
坂本さんのツッコミみたいのも入るのでそれがまたおかしい。
活弁ってこういうものなのか!面白い!
それからヲノさんによる「実験コーナー」ということで、「戦艦ポチョムキン」の「オデッサの階段」のシーンを最初はオリジナルの曲+活弁で、それからヲノさんの作ってきた音楽+活弁でさまざまな変化を楽しむというもの。
これが事前にどういう音楽なのかわからない坂本さんが最初の数小節を聞いてその印象からテーマを決めて別の話に作り直すのがものすごい瞬発力でびっくり!しかもめちゃくちゃ面白い!
悲劇的なシーンがzozoの100万円プレゼントに殺到する民衆の図に入れ替わったのは大爆笑だったし、ヲノさんが舞台上でお腹を押さえて身悶えていたのもおかしかった。
坂本さんは相当心臓バクバクだったと思うけど、頭の回転の速さと引き出しの多さを見せてもらって、かっこよかった!
仲入りの後は「サザザさん」の第一話。これももちろんめちゃくちゃ面白かった。
あとは二人のトークで構成されていたんだけど、とにかく二人の話が面白い。
もっともっとたっぷり聞きたくなるし、特に坂本さんは話し足りなさそうだったなぁ。
坂本さんの結婚式の営業に行ってホリエモンに肩を叩かれたという話。うわーー怒られる!!と思って「すすすみません!あれ(サザザさん一話)を作ったときは自分はまだ25歳そこらの若造で何もわかってなくて金を持ってる嫌な奴!という印象しかなくて。今は何作か著作も読んでますしそんな風には思ってないので…」と謝ったら(謝ってない気もするが(笑))、「いやいや。出所して最初にあれを見たときはもうこんなに笑ったことはないというぐらい笑ったよ。また(自分を)使ってください」と言われたという話。たまらん!
映画の話ももっと聞きたかったなぁ。
坂本さんは結構いろいろ会もやられているようなので、また見に行こう。
こちらの会も次回は7/22ということなので今から空けておこう~。