りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

鯉橋の会in日本橋亭 vol.6

4/23(木)、鯉橋の会in日本橋亭 vol.6に行ってきた。

・金の助「道灌」
・昇也「寄合酒」
・鯉橋「牛ほめ」
・鯉昇「茶の湯
〜仲入り〜
・トークコーナー
鯉橋、永六輔、まねき猫、鯉昇
・小助六「七度狐」
・まねき猫「物真似枕草子
・鯉橋「柳田格之進」

昇也さん「寄合酒」
軽くて楽しい昇也さんの「寄合酒」。
時々どきっとするくらい昇太師匠に似てる。

鯉橋師匠「牛ほめ」
はしゃぎすぎない「牛ほめ」。
与太郎もそんなにバカっぽくない。それだけに牛のお尻に注目するところが妙におかしい。

鯉昇師匠「茶の湯
久しぶりの鯉昇師匠。
私の茶の湯はモンゴル流だとか、とにかくバカバカしくて楽しい「茶の湯」。

トークコーナー(鯉橋師匠、永六輔さん、まねき猫先生、鯉昇師匠)
なんとゲストに永六輔さん。パーキンソン病になってからテレビには出ていないということで、この日も車いすでの登場だったけれど、ユーモアのセンスは相変わらずでお話がとっても面白い。
師匠方が敬意を表しながらもお話をとても面白がって聞いているのが伝わってきてとても楽しかった。

助六師匠「七度狐」
初めて見た小助六師匠。お友だちから「いいよ〜。りつこさんも好きだと思うよ〜」と聞いていたけど、たしかに!すごく好きだった。
最初聞いていて「二人旅」だなと思っていたんだけど、途中から狐が出てきて、おやおや?と。
テンポが良くてはっきりしていておかしみのある語り口がとてもいい。
鳴り物ともぴったり合って気持ちいい。

まねき猫先生「物真似枕草子
初めて見たまねき猫先生。
他の猫先生方とは違ったスタイルで、それが味わい深くてとてもいい。
清少納言の「枕草子」を語りながら、そこに出てくる動物や情景をものまねで。虫の声、雨音、川のせせらぎなどにうっとり。

鯉橋師匠「柳田格之進」
あまり好きな噺じゃないのだが、武士として生きる身の面倒くささやこの人自身の生きづらさが伝わってきた。
ここに出てくる番頭、いつもとても憎らしく感じるのだが、鯉橋師匠の番頭はなんだかかわいげがあって憎めなかった。