りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

雷門小助六の会

7/27(木)、お江戸日本橋亭で行われた「雷門小助六の会」に行ってきた。
今週は末廣亭昼の部の南なん師匠のトリを毎日聞きに行き、夜も鈴本に行ったりお江戸日本橋亭に行ったり、いつも以上の激しさで落語を聞いた。
ほんとに私は何を目指しているんだろうか。(何も目指してない)

・べん橋「堀之内」
・小痴楽「花色木綿」
・小助六「猫の災難」
・楽輔「天狗裁き
~仲入り~
・鯉橋「たがや」
・うめ吉 粋曲
・小助六「七段目」


小痴楽さん「花色木綿」
しばらく見ない間に貫禄がでてきた!自信の表れなのかな。うれしいような少しさみしいような。
あのなんかこう意外にセンシティヴな感じがするところが好きなのよね。って勝手なこと言ってるけど。
いろんな方が言ってるけど、小痴楽さんはとにかく口調がいいからそこが強味だよなぁ。
そして泥棒の兄貴分と弟分、これがもうリアル。作ってる感がないからすごい。
最後がもやもやっとしたけど、そこも含めて楽しかった。


助六師匠「猫の災難」
今日は打ち上げが楽しみ、と小助六師匠。というのはメンバーを選ぶときに「打ち上げが楽しくなるひと」を中心に選んだらしい。
「私は酒の癖がいいんです」と言っていたけど、確かによさそう…。小助六師匠は潔癖症だし、私なんか一緒に飲んだら嫌われそう~。酒癖悪いしずぼらだし。

そんなまくらから「猫の災難」。
助六師匠がほんとに楽しそう。そしてお酒がうまそう~。
なんか生き生きしてた。飲みたくなった!


楽輔師匠「天狗裁き
この師匠の「〇〇なんだな」っていう言い方が大好き。軽くて落語家さんらしくていいなー。
天狗裁き」も軽くてテンポがよくて楽しかった~。
でも終わり方は女房のセリフですぱっと終わる方が私は好き。

 

鯉橋師匠「たがや」
うーん、かっこいい。落語がすごくきれいなんだけど、ご本人はこう欲がない感じできょとんとしているのがほんとに素敵。
一緒に行った友だちが「鯉橋師匠、すてき」とまんまとファンになっているのが微笑ましかった。


助六師匠「七段目」
きれいだなぁ。所作がとても自然で美しい。いかにもやってます感がなくて素敵。
そしてほんとにのびのび楽しそうだなぁ。
よかった~。