りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭9月上席夜の部

9/3(木)、末廣亭9月上席夜の部に行ってきた。
大好きな遊雀師匠がトリ!そして日替わりで上方のゲスト!この日はたまさん。行かないわけにいかない。

・圓丸「堪忍袋」
・蝠丸「汲みたて」
〜仲入り〜
今輔「札1グランプリ」
・たま「学校の怪談
・うめ吉 俗曲
遊雀「七段目」

圓丸「堪忍袋」
初めて見た噺家さん。
お弁当に「塩昆布入れてくれ」と言って始まる夫婦喧嘩がめちゃくちゃおかしい。
奥さんの言い分、旦那の言い分、どっちもどっちなんだけど最高だわ。笑った笑った。
知らない噺だと思っていたら「堪忍袋」だった!ぶつぶつ言いながら袋を縫う様子がとってもリアルで面白い。楽しかった。

蝠丸師匠「汲みたて」
蝠丸師匠も毎回いろんな噺をしてくれるから大好き。
「20分たっぷりやってくれということなので珍しい噺を」と「汲みたて」。珍しい噺だけど、雲助師匠、さん助師匠、夢丸師匠と案外聞いている私。
蝠丸師匠の落語はいつもゆったりしていて穏やかでいいなぁ。家賃を払ってる特別な男もおいおい泣くばかりなのがかわいらしい。

今輔師匠「札1グランプリ」
わーい、今輔師匠!うれしい。
武田鉄也のものまねとか微妙だけどそこがまた面白い。好き。

たまさん「学校の怪談
上方落語らしいところをお見せしなければと、はめものの使い方講座。
せっかくのイケメンなのに声ががーがーしてたり、芸風がどがちゃがしてたり、サービスしすぎてありがたみが薄れてしまったり…そういう残念なところがほんとに大好き、たまちゃん。
学校の怪談」もなにやらちょっとビミョーな新作でそこがまたたまらなくいい。 楽しかった〜。

遊雀師匠「七段目」
たまさんがはめもの入りで本格的な噺をしてくれるかと思ったのに見事に裏切られた、と遊雀師匠。
だったらじぶんでやりますと「七段目」。
こういう噺も本当に上手なんだねぇ…。感動。
だけど、うまいやろ!とこれ見よがしじゃなく、ちゃんといつもの軽さとばかばかしさを見せてくれるところが素敵。
楽しかった〜。
ほんと、最高。あと2回は行きたいな、この芝居。