りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

私は薔薇より美しい

1/21(水)、アートサロン香音里で行われた「私は薔薇より美しい」に行ってきた。
前回まで「おっす!キテレツ!」という名前で行われていた鯉八さんの勉強会、名前を変えてのスタート。
手帳に書くときに「バラ」って漢字を書くのが大変なのよーと思っていたら、次回からまた会の名前を変えようかな。毎回作った新作の名前を会の名前にしようかな、と鯉八さん。
3月は「おはぎちゃん」と言ってたけど、どうなのか。

・鯉八「せめて想像」
・好の助「ずっこけ」
〜仲入〜
・鯉八「ぷかぷか」

鯉八さん「せめて想像」
前回ネタおろしだった噺。
ご本人は「前回のようにうけなかった」とおっしゃっていたけど、これ面白い!
前は新作だったらストーリー性のあるものよりリズムやギャグで笑わせてくれるもののほうが好きだと思っていたんだけど、こういう多重構造になっている噺って場面を思い浮かべる楽しさがあっていい。
それにしてもお姫様が泣くところがものすごーくかわいくて、これはいったいなんだろう。
鯉八さんのまんまるの手が顔をすっぽり包むと、かわいらしい女の子が泣き顔を見せまいとしているようで、なんともいえずかわいいのだ。

好の助さん「ずっこけ」
初めて見る好の助さん。
ぼそぼそとちょっと投げやりな感じで喋るのは、いつものことなのかあるいはこの会の独特な雰囲気にちょっとピリピリしているのか?
わからないけど、まくらで言ってた「トイレに行きたい」が、噺でも効いていて、すごくおかしい。
酔っぱらいのしょうもなさが楽しかった。

鯉八さん「ぷかぷか」
ネタおろしのこの噺。
もうめちゃくちゃ面白かった。いろんなところが私のツボで、もう笑った笑った。申し訳なくなるぐらい笑っちゃって、となりにすわってた方と終わってから顔を見合わせて謝ってしまうほど。
会場を出たあとも笑い顔が止まらない。
これはもう何も知らずに見てほしいから何も書けないなぁ〜。