りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

いろは亭

2/1(土)、梶原いろは亭へ行ってきた。


・幸太「寄合酒」
・兼太郎「紀州
・小もん「金明竹
・小助六禁酒番屋
~仲入り~
・鷹治「時そば
・扇兵衛「初天神
・だるま食堂
・鯉橋「蒟蒻問答」

 

助六師匠「禁酒番屋
浅草の昼の部の出番の後に、小痴楽師匠と水口食堂に飲みに行って、途中で米助師匠も合流してお会計してくれて、その後もう少し飲みなおそうかとお店の人に声かけたら「あなた方…いい加減にしたらどうです?」と追い出された、というのがおかしかった。
お酒のまくらから「禁酒番屋」。
助六師匠の「禁酒番屋」は何回か見ているけど、テンポが良くて軽くて楽しい。
「やらせてくださいよ」と言う店の若い衆の気の良さと、番屋のいかめしい侍が久しぶりに酒にありつける!とうきうきしたり飲んでるうちにろれつが回らなくなるのが、わかっているのに何度でも笑ってしまう。
楽しかった。

 

鯉橋師匠「蒟蒻問答」
大学の落研の先輩が国会議員になりその留守番で里光師匠と交代で議員会館に通ったという話。「ちょうど月末の10日間だったので下席は里光と交互出演でした」に笑う。
鯉昇師匠の物まねがそっくりで大笑い。
そんなまくらから「蒟蒻問答」。

頼りになる親分、いい加減な偽和尚、ざっくりした寺男権助、問答をしに来た勇ましい旅の僧侶、と人物がくっきり。
親分のしぐさにいちいち「ははぁーー」となる旅の僧侶がおかしくて、楽しい~。
とても楽しい「蒟蒻問答」だった。