りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

はん治一門会

3/15(金)、多目的サロンレタスで行われた「柳家はん治一門会」に行ってきた。

・小はだ「手紙無筆」
・はん治「長屋の花見
~仲入り~
・小はぜ「巌流島」
・はん治「ろくろ首」


はん治師匠「長屋の花見
久しぶりにやるから緊張してますと言いながら「長屋の花見」。
大家さんの酔狂に付き合う長屋の連中のわいわいがやがや。
特別に何か変えたりしていないんだけど、なんともいえず楽しい。
師匠、もっと寄席でもこういう噺をどんどんやったらいいのになぁ…。

いつものが面白いのは間違いないけど、師匠の古典、すごく楽しい。
「白いのください」「白いのってことはかまぼこだな」「ええ、そのぼこです」もうそれだけで面白いんだ。
この噺を聴くと、ああ、春が来るんだなぁと思う。
落語はこうやって季節を感じられるから好きだ。


はん治師匠「ろくろ首」
兄貴のようにかわいいお嫁さんが欲しい松公。
おじさんに聞かれて恥ずかしくて言いだせなくて「おにょにょさんがほしい…」ともにょもにょ。
おじさんに「はっきり言え」と言われて「およめさーーん、およーーめーーさーーん」。
このかわいらしさは真似できない。

師匠が怖がりだから、お嫁さんの首が伸びるところがほんとに怖いのもいい。

楽しい!
お弟子さんも魅力的だしほんとにいいわ、この一門!