りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭1月下席夜の部

1/25(木)末廣亭1月下席夜の部に行ってきた。

・談幸「片棒」
・ハッポウくん 
・米福「持参金」
・円楽「代書屋」
~仲入り~
・和光「秘伝書」
・ポロン マジック
・小助六「両泥」
・伸治「粗忽の釘
Wモアモア 漫才
・小文治「七段目」


談幸師匠「片棒」
わーい、談幸師匠。
浅い出番で「片棒」を3兄弟分フルでやっちゃうってすごい。
いつもの1.3倍ぐらい早口だけど早口でもとても聞きやすい。やっぱり落語って「技術」も大事なんだなぁ。
3兄弟ともふわふわふざけていて明るくてばかばかしくてとっても楽しい。
次男の時のお囃子の調子がとっても楽しかったので、今度はもっとたっぷり聞きたいな。


ハッポウくん
初めて見た。
おしどりのケンちゃん同様、トークは裏声。地の声だと明るい感じが出ないのかな。
紙切りに比べると、切ってるところが全然見えないので、確かに足のステップは必要かも。
でも思ってるより仕上がるのが早いし出来上がった作品も見事だった。
「ほしい人」と言われて、おじいさんがとっても元気に「はーい!!」と手をあげたのがかわいかった~!

助六師匠「両泥」
兄貴兄貴となついてくる新米の泥棒とそう呼ばれてまんざらでもない中堅?泥棒のやりとりがなんともばかばかしくて楽しい。
二人で入った飲み屋で「空き巣」という単語を連発する新米に、ひそひそ声の兄貴分。
その後の展開のばかばかしさといい、好きだ~。


伸治師匠「粗忽の釘
あのふにゃっとした笑顔と高座の上でふわふわっと動く姿を見ると、もうそれだけで幸せな気持ちになるなぁ。
落語の中の人物も師匠もわらっちゃってるのが見ていて楽しい~。
下ネタも伸治師匠だと全然いやじゃない。


小文治師匠「七段目」
歌舞伎のしぐさがとてもさまになっていて鳴り物ともぴったり合って、かっこいい。
ぴったりすぎて、そうじゃない噺も聞いてみたくなるなぁ。例えば仲村仲蔵とか淀五郎とか見てみたいなぁ。