りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

志ん陽の会 27

11/24(土)、養源寺で行われた「志ん陽の会 27」に行ってきた。
寄席で見て大好きになった志ん陽師匠。会に行ってみたいなと思っていたら、こんな場所でこんな会をされていたので、張り切って出かけて行った。
かなり早めに家を出て、駒込でラーメンを食べた後、六義園に行って紅葉をゆっくり見た後、旧古河庭園まで歩いて行きまたそこでも紅葉を見て、その後会場へ移動。
同じ「駒込」と名前がついていたけど、駒込本駒込ってこんなに離れていたのね…。
途中昔ながらの喫茶店に入って一休み…。ぜいぜい。
かなり歩いたので落語の最中に眠くならないか心配だったけど、楽しかったからセーフ!後で万歩計を見たら16000歩歩いてた!

・志ん松「松曳き」
・志ん陽「芋俵」
~仲入り~
・志ん陽「小言幸兵衛」


志ん陽師匠「芋俵」
池袋演芸場で行われる「デブサミット」の話、「西のデブと東のデブが」と何度もデブデブ言うのがおかしい。
それから橘之助師匠の披露興行。やまと師匠が太鼓をたたいているんだけど、代演で志ん陽師匠が叩くことに。
途中で鼓を叩くところがあるんだけどとてもそんなものは一朝一夕では無理なので、かわりに木魚を叩くことなった。
鈴本のお披露目で席亭が「鼓のところは舞台に上がったら」と言いだして、鼓の時に舞台に上がるようになったやまと師匠。
自分は木魚だし舞台には上がらなくてもいいよなと思っていたんだけど、三味線と合わせるタイミングが結構難しく、だったら自分も舞台に上がるかと考え直した。
でもただ出て行ってもまぬけだと思い、たぬきっぽい茶色の着物を着て、鼻を黒く塗って上り、途中から木魚をやめて腹を叩いたら、末廣亭のお客様には大うけ。

…あーーー楽しい。私が鈴本に見に行った時はまだ舞台に上がってなかったなぁ。
もう一度お披露目を見に行きたくなったぞ。

そんなまくらから「芋俵」。ネタ卸しということだったけど、志ん陽師匠にぴったりで楽しい楽しい。

まぬけな弟分と抜けてるけど終始楽しそうなまつ公。
安心してげらげら笑える幸せ。


志ん陽師匠「小言幸兵衛」
この噺ねぇ…面白い?
さすがの志ん陽師匠でも正直この噺自体が面白いと思えないので、むむむ…。
でも結構されるよね、寄席のトリとかで。
どうも苦手だな、この噺は。「馬大家」の方が好きだな、どちらかというと。