りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

たましいのふたりごと

たましいのふたりごと (単行本)

たましいのふたりごと (単行本)

★★★

人気作家と人気歌人がジャンル、性別、世代を超え、創作の秘密から恋愛観、ひとに言えない性癖まで78のキーワードで友情の限界ギリギリまで攻めあった迫真のトークセッション!

角田光代さんだといろんなところで「わかるわかる」と思うのだけれど、川上さんはそういうところがなくて、そう言えばエッセイを読んだときも自分とは異質なものを感じたよなということを思い出したり。
穂村さんのその発言にその反応か!と驚くところもあって、またそれにたいする穂村さんの反応に意外性があって、歯がゆいやら面白いやら。
でも後書きを読んで川上さんも穂村さんと会うと緊張してたんだと知りまた見方が変わったり。

言葉を職業にしてる二人のこだわりや感受性が垣間見られて面白かった。
「たましい」と言うわりにそんなに掘り下げていないので、さらっと読んでさらっと流れていってしまった印象。