りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭正月二之席夜の部

1/14(木)、末廣亭正月二之席夜の部に行ってきた。

・雲助「ざる屋」
・権太楼「代書屋」
・美登・美智 マジック
・小団治「大安売り」
・小満ん「あちたりこちたり」
〜仲入り〜
・小袁治「芋俵」
・志ん橋「のめる」
・さん喬「替り目」
・正楽 紙切り
小三治「一眼国」

小満ん師匠「あちたりこちたり」
小満ん師匠の出番のところに小団治師匠だったので「あー代演かー」とがっかりしたので、お囃子が聞こえてきたときはやったー!!!
今年初小満ん師匠。うれしい〜。
「あちたりこちたり」は何度も聞いてるけど、何度聞いても楽しい。ちょっとわかってなかったくすぐりとかもあって、小満ん師匠が「〇〇はわかんないんだこな」とつぶやくのがなんかすごくおかしかった。
この日のお客さんは初めての人が多かったみたいだけど、噺に聞き入っていて、サゲで大爆笑だった。

志ん橋「のめる」
二人の会話のリズムがとても良くて聞いていて楽しい。
この噺、人によって面白く感じるときと全然面白くなく感じるときがあるんだけど、志ん橋師匠のは面白かった〜。

小三治師匠「一眼国」
浅草の奥山…と話し始めたのですぐに「一眼国」だな、とわかったんだけど、話し始めてから客席をきょろきょろと見まわした小三治師匠。何かと思ったら、前の日にまくらで餅つきの話をして「昔は年末になるとどこの通りでも餅つきをしていたものですけど、最近はめっきり見なくなりましたね」と言ったら、上のほうにいたお客さんで「うちはやってるよ!」と叫んだ人がいたらしい。
聞いてみるとその人のいる町内だか団地の自治会で餅つきをやっているということだったんだけど、自分が言いたかったのはそういうんじゃなくて、どの家も餅をついていたということだった。でもそれ以上その人と話してると、誰の高座かわからなくなちゃうからやめておいた。 今日も「奥山」と言ったら、「知ってるよ!」とか「俺が奥山だよ!」とか言うお客さんがいるんじゃないかと警戒してあたりを伺った、と。

どうりで探るような目で見てたわけだ。わはははは。
いやでも時々大声で答えるお客さんがいるけどあれはなんなんだろうなぁ。黙ってればいいのに、といつも思う。

丁寧な「一眼国」だったけど、今年もまたたくさん聞くことになりそうな予感(笑)。