りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

池袋演芸場6月上席夜の部

6/3(金)、池袋演芸場6月上席夜の部に行ってきた。

・さん助「幇間腹
・雲助「堀之内」
・アサダ二世 マジック
・市馬「猫の災難」

さん助師匠「幇間腹
針が折れて迎えに行くところのセリフがほんとに洒脱で好きだなぁこういうの。
友だちに迎えに行かせようと打つもダメで「やっぱり若い奴はだめだ。迷いやすい」。
こういうのは年寄りに限ると打って「どうでした?」と聞くと「この道は別らしい」。
たまらない。

雲助師匠「堀之内」
こんなに面白い「堀之内」を見たのは初めてっていうくらい面白かった。
次々とおっちょこちょいを繰り返す男を雲助師匠がノリノリで繰り出していくんだけど、独特の緊張感もあってたまらなく面白い。
今席の雲助師匠はいつも寄席の浅い出番の時のゆるい師匠じゃなくて、ちょっと挑戦的っていうか戦闘モードっていうか。
こういうのが寄席の楽しさだなぁ、とうきうき。

市馬師匠「猫の災難」
お酒を飲まれない師匠なのにほんとに見事な酔っぱらいぶり。
顔もほんのり赤くなって喋り方も緩んできて見ていて飲みたくてたまらなくなる。
兄貴分がいかにも人が好くていいなぁ。