りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

池袋演芸場5月上席夜の部

5/9(月)、池袋演芸場5月上席夜の部に行ってきた。

遊雀浮世床(夢)」
・南なん「置き泥」
・正二郎 太神楽
・米福「御神酒徳利」

遊雀師匠「浮世床(芸、夢)」
この日はGW明けのせいかお客さんが少なくて、それをいじりながら別の意味でまた楽しそうな遊雀師匠。
少数精鋭のお客様!と客席をいじりながら「浮世床」へ。

退屈だからなんかお互い芸を見せ合おうよと若い衆がわいわい。おならで戦争ごっこ?とかほんとにバカバカしくておかしい。
「夢」も、遊雀師匠らしく色っぽくて楽しかった。

南なん師匠「置き泥」
寄席の後半になると?あるいはお客さんがこんな風にすくないと?ちょこっと客席を見ながらはなしてくれる南なん師匠。
友だちが「とにかくいいの!すごく独特でおかしくて」と絶賛していた南なん師匠の「置き泥」をついに見ることができてうれしい~。
まっくらな部屋で素っ裸で座ってる大工の家に盗みに入った泥棒。この大工がなんていうかほんとに何も持ってない人の開き直った強さがあって、お人よしの泥棒がどんどん有り金を出してしまうのがなんともいえずおかしい。泥棒からお金をもらった大工がにかっと笑う笑顔が、この人も悪い人じゃないんだなぁというのが伝わるかわいらしさ。
いいもの見られた!満足。

米福師匠「御神酒徳利」
たっぷりの「御神酒徳利」。あんまりやり慣れていない?という感じが少ししたんだけど、気が弱くて「出世の見込みがない」と言われている二番番頭が、おかみさんに言われるがままに「占い」の真似事をやって、どんどんうまく転がって行く楽しさ。
楽しかった。