りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

池袋演芸場5月上席

5/3(火)池袋演芸場5月上席に行ってきた。

・かん橋「寄合酒」
・鯉ん「看板のピン」
・真理 漫談
・鯉白「転失気」
・小助六紋三郎稲荷
チャーリーカンパニー コント
・談幸「火焔太鼓
・桃太郎「カラオケ病院」
~仲入り~
・ひでややすこ 漫才
遊雀「蛙茶番」
・南なん「辰巳の辻占
・正二郎 太神楽
・米福「くしゃみ講釈」

鯉白さん「転失気」
鯉毛さんが二ツ目になって鯉白さん。二ツ目になってとてもうれしそう。
途中ちょっと忘れて戻ってやり直してそこに自分でツッコミをいれたのがおかしかった~。がんばれ~。

助六師匠「紋三郎稲荷
わーい、小助六師匠。初めて聴く噺。
寒さを凌ぐために狐の毛皮の胴服の上に羽織を着こんだお侍。後ろから見ると毛皮がはみ出して尻尾のようにも見える。
これを乗せた駕籠屋が「あれは狐が化けてるんじゃないか」と言い出し怖がっている。
二人の会話を聞いた侍がからかってやろうとわざと毛皮をぴくぴく動かすとますます本気にする二人。宿を紹介してもらいそこに泊まることにしたのだが、駕籠屋が宿屋の主人に「あの人はおそらく狐です」と耳打ちしたらしい。
この宿屋が長年お稲荷様を信仰していたので下へも置かぬもてなしを受ける。

駕籠屋が狐だ狐だとわーわー言ってるのもおかしいし、宿屋で侍がお狐様と思われて油揚げやお賽銭を放り投げられるのもおかしい。
面白いなぁ。小助六師匠は珍しい噺をたくさん持ってて素晴らしい。

談幸師匠「火焔太鼓
軽快でリズムがよくて最高に楽しい「火焔太鼓」。
ここで仲入りでよかったな…。

南なん師匠「辰巳の辻占
わーい、南なん師匠。
花魁に夢中な甥に向かっておじさんが「どう見てもお前は女に惚れられる顔じゃないよ」と言われた甥の顔がおかしくて大笑い。身投げしようと言われる花魁が「はいはいわかった。じゃとっとと済ませちゃおう」とどこまでも軽いのも楽しい。
いいなあ。南なん師匠。もっとたっぷり見たいなぁ。