夜の九時落語2
5/2(月)、UNA galleryで行われた「夜の九時落語2」に行ってきた。
・「寄合酒」
・「人形買い」
・「しゃっくり政談」
「寄合酒」
今年は花粉症が酷くてついに病院に行きましたとさん助師匠。
病院に行くと負けた気がしてずっと行くのを我慢していたんだとか
目薬が2種類出たんだけど間を5分空けないといけない。
何もせずに待っていればいいんだろうけど性分でつい間に何かして
それで目薬に1と2と番号を打ってこれでさす順番もさすことも忘
昨日じっくり見てみたら、2つ目の目薬がずいぶん残ってました。
ぶわははは。なんかすごくおかしいなぁ。ちんまりおかしくて思い
寄席だとめったにまくらも振らないし結構不得意なのではなんて勝
ショートバージョンの「寄合酒」。
戻ってくるやつがみんな「高かったろ?」と聞かれて「え?…
与太郎が持ってきた「味噌」を恐る恐るつつく様子がたまらない。
楽しいなぁ。
「人形買い」
一之輔師匠で聞いた時は人形を持ち帰る時にお供についた小僧がす
講釈があったり易があったりして面白い!
5月だから聞けたんだな!とすごいお得感。
ころころ場面が変わって話に引き込まれて楽しかった。
「しゃっくり政談」
あ、これ聞いたことある。なんだっけ。誰だっけ。そうだ、
番頭からお嬢さんのお供を言いつけられた定吉。
お使いに行って帰って来てご飯を食べてる最中だったのにとぶうぶ
他の小僧にお供させればいいじゃないですかと言うと「
そう言われて悪い気はしない定吉がお嬢さんと二人で出かけるんだ
それをお嬢さんが「黙っててもうるさい」
さん助師匠のこういうセンスが大好き。
昼間なのに人通りがない路地を二人でこわごわ歩いていると、
驚いてお嬢さんは気を失い正気を失ってしまう。
怒った旦那が奉行所に訴え出てお裁きに。
陰惨な噺なのかと思いきや、思い切りバカバカしい。
もうこの「あぁ」っていうか「ぐぇい」
前回「反対俥」で膝を痛めつけたさん助師匠、
楽しかった~。3席とも楽しくて大満足。